第55回産業技術フォーラムを開催しました

12月7日(火)マリカ市民ホールにおいて、第55回産業技術フォーラム(共催:鶴岡高専技術振興会)を開催しました。新型コロナウイルス感染予防のため、来場者数に制限を設けオンラインでも配信しました。

今回は、『建築のできること』と題し、東京大学生産技術研究所 准教授 川添善行氏にご講演いただきました。

ご自身の自己紹介から始まり、「建物」と「建築」の違いや社会のための建築の条件について、さらには沖縄県竹富島での調査を例に、まちづくりにはその地域を深く知ることが大切であること等をお話しいただきました。

また、和歌山県和歌山市加太での取り組みとして、地域ラボを開設し、行政のまちづくりに関連する12課からなる「加太プロジェクトチーム」を結成。その活動の様子や、地域ゼミを開き、人材育成に取り組まれた様子などをご紹介いただきました。

続いて、秋野建築設計事務所 代表の秋野公子氏と秋山鉄工株式会社 代表取締役の秋山祥一氏にもご参加いただき、「学びの空間/歴史的な街の再生~鶴岡高専/鶴岡市をケースとして~」と題し、パネルディスカッションを行いました。『コロナ禍で起こった「学び」の変化』、『「学び」の変化を踏まえ、鶴岡高専で実践すべきこと』、『「まちづくり」との連携に期待すること』に対し、「鶴岡駅前のマリカの中に鶴岡高専を作ってはどうか?」「言葉の教育・伝える力が必須」「まちづくり=人づくりであり、技術と街を繋ぐ人をつくってほしい」等、様々なご意見をいただきました。

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ご登壇くださったパネリストの皆様に改めてお礼を申し上げます。

川添善行 氏 会場の様子
パネルディスカッションの様子
(左から、校長(司会)、秋山氏、秋野氏、川添氏)