専攻科機械・制御コース2年 本間飛翔君が日本設計工学会東北支部設立45周年記念研究発表講演会で学生優秀発表賞を受賞しました

 令和3年11月6日(土)に開催された日本設計工学会東北支部設立45周年記念研究発表講演会において、専攻科機械・制御コース2年 本間飛翔君(和田研究室)が学生優秀発表賞を受賞しました。
 設計工学会東北支部では隔年で研究発表講演会が開催され、将来の設計工学分野を担うべき学生の研究発表の奨励が目的とされています。令和3年度の研究発表会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりオンラインで開催されました。
 本間君の講演題目は「形状記憶ゲルの粘着力を用いた把持装置の開発」です。内容は、柔らかい材料を用いたロボットの研究(ソフトロボティクス)です。柔軟性の優れた動作や、接触しても安全な機械の開発に繋がると考えられます。山形大学古川研究室、本校和田研究室で研究が進められている形状記憶ゲルは、温度によって形状や弾性率が変化することから、ソフトロボティクスへの利用が期待されており、本研究のテーマとして着目しました。
 今回は例年とは異なるオンライン形式による発表の為、準備等苦慮した場面もありましたが、当日は日頃の研究成果を堂々と発表し、見事受賞の運びとなりました。受賞した本間君は「今回の受賞を糧にし、今後も研究活動に努めます」と話しており、益々の研究の発展が期待されます。

写真中央が受賞した本間君(左が専攻科コース長の宍戸教授、右が指導教員の和田准教授)