専攻科2年の庄司伶太さんが「特別賞」を受賞しました

 専攻科応用化学コース2年の庄司伶太さんが、11月27日(土)に開催された「東北・北海道地区高等専門学校専攻科産学連携シンポジウム」において特別賞を受賞しました。12月9日(木)に校長室で伝達式が執り行われ、森校長から楯と副賞が贈られました。
 受賞テーマは「イオン液体とナノ粒子の複合によるトライボロジー特性への影響」という機能性を付与したナノ粒子を潤滑油に加えるだけで摩擦を下げる添加剤の開発研究で、将来的には機械の長寿命化や自動車の燃費向上に資することが期待されています。一定の研究成果が得られていることの他に、当該研究の強みを分野外の審査員にも理解しやすく伝えることができた点が評価されました。
 庄司さんは「昨年最優秀賞を獲得した伊藤千紗さんに続き、2年連続で研究室に賞を持ち帰ることができて良かった」と受賞の喜びを話しています。
 このシンポジウムは、専攻科学生の研究意識の向上と学生間の交流促進、そして教育研究の活性化を目的に開催されているもので、オンライン開催は前年に続き今回2度目。今年は新たに北海道地区4高専を加えての開催となり、各高専から合計159件の発表が行われました。

受賞した庄司伶太さん

左から森校長、庄司さん、渡部専攻科長