地域連携センター長挨拶

 

地域連携センターは、地域社会・地域企業等と鶴岡高専のパイプ役となるべく、平成26年4月に前身の地域共同テクノセンターから名称を改めてスタートし、現在に至っております。

本センターでは、これまでの各部門における活動や役割を見直し、令和6年4月より、従来の「地域連携部門」で行っていた業務を中心に、新たな運営体制で活動を行うことになりました。これにより、教員の研究力強化を行うとともに、「研究協力・技術支援」、「技術相談」及び地域の「科学技術教育の推進」などを通して、地域社会の発展に寄与することを目的としております。

また、教員の研究力向上を目的として、研究者として重要な科研費をはじめとする外部資金の獲得にも力を入れています。本校は、令和6年2月より国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「大学発新産業創出基金スタートアップ・エコシステム共創プログラム」に参画し、本校教員の研究成果の事業性検証や事業化を推し進めるべく、活動を開始しました。

さらに、本センターでは、地域のニーズに応えるべく、セミナー等のイベントを通じ鶴岡高専における研究ニーズを弛みなく発信しております。これにより、より多くの皆様に鶴岡高専に興味を持っていただき、地域企業・自治体・市民の方々から気軽にお声がけいただけるような環境づくりを進めて参ります。また、地域の方々とともに科学技術教育などを通じて、地域の発展に寄与できる人材育成・輩出にも努めてまいります。

最後に、本校及び本センターは、多くの企業・団体からご支援とご協力をいただいております。これまでの連携をさらに進展させ、新たな取り組みにも果敢にチャレンジしていく所存ですので、今後も変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

令和6年5月
地域連携センター長
鶴岡高専 創造工学科 教授 内山 潔

 

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