What is 高専?
高専とは
- 高等専門学校は、中学校卒業後の学生を対象に5年間の一貫した技術教育によって、専門技術者の育成に当たっている高等教育機関です。
- さらに、卒業後2年間専攻科で学習することによって大学改革支援・学位授与機構から学士(工学)の学位が与えられることにより、大学卒業者と同等の資格を得ることができます。
- 鶴岡高専の準学士課程(5年制の本科課程)では創造性に富み起業家精神のある技術者、適応力が高く国際社会で活躍できる技術者、人間力を備え自立して問題解決のできる技術者を養成します。そのため、「自学自習」・「理魂工才」の校訓の下、基礎工学、融合・複合科目、実用英語、文化・教養、保健・体育など、幅広く調和のとれたカリキュラムを用意しています。
- また、鶴岡高専は平成27年度に学科改組し、「創造工学科」の1学科のみとなりました。
- 1年次は共通授業を受け、2年次以降は機械、電気・電子、情報、化学・生物の4コースに分かれます。
- 4年次は4コースの専門性を高める4分野(デザイン工学、エレクトロニクス、ITソフトウェア、環境バイオ)、融合複合3分野(メカトロニクス、資源エネルギー、材料工学)の計7分野から1分野を選択します。
- 準学士課程を卒業すると準学士(工学)の称号が与えられ、専攻科課程を修了すると大学卒業と同じ学士(工学)の学位を得ることが可能です。
- さらに、文化部や運動部の課外活動を重視し、学寮における人間教育にも力を入れています。
- 「就職もよし、進学もよし」が本校学生の合い言葉です。
基本教育目標
- 1.豊かな人間性と広い視野を持ち、社会人としての倫理を身につける
- 2.あらゆる学習を通じて思考力を鍛え、創造力に富んだ技術者になる
- 3.専門分野の基礎を良く理解し、実際の問題に応用できる能力を培う
- 4.意思伝達及び相互理解のため、十分なコミュニケーション力を養う
入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
Ⅰ.創造工学科
- 創造工学科の入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
- 特に、以下のような人が望ましい。
- ・メカトロニクスやロボットなどのものづくり技術を学びたい人
- ・コンピュータが好きで、インターネットの原理やプログラムのしくみ、それらの応用技術に興味のある人
- ・電気製品のしくみや動作の原理に関心があり、電子工作が好きな人
- ・機械のしくみに興味があり、コンピュータによる設計やものづくりの基礎を習得し、良い製品を作りたい人
- ・生命現象に興味・関心があり、人間と生物と環境が調和した豊かな社会づくりに貢献したい人
- ・化学現象に興味を持ち、身の回りにある材料の性質や働きを学びたい人
- ・資源やエネルギーのことを考え、太陽光発電や燃料電池などのクリーンなエネルギーの創造や利用に関心のある人