7つの応用分野について

平成27年度に改組された創造工学科は、2年次に機械、電気・電子、情報及び化学・生物の4コースに所属し、4年次にはさらに7つの応用分野から1分野を選択します

この7分野は、社会動向及び地域ニーズを反映させた内容となっており、課題発見・解決能力等の実践力を養成することを目的に設置されるものです。

4年次では、創造工学科の必修科目、各コース・各分野の必修科目のほかに、各分野及び一般科目の選択科目の中から履修科目を選択します。

各分野の特徴は次のとおりです。

デザイン工学分野

数学・物理学の基礎力を確実に身につけた上で、機械製品をデザインするために必要な力学(機械力学、材料力学、熱力学、流体力学)、機構学、加工学、生産工学を正しく理解し、応用することのできる人物が、本分野の養成する学生像です。また、機械デザインの技術者として極めて大切な図面を正しく読み、描くこと、ならびに多葉の製図を計画的に行うことができるよう教育します。将来は自動車、重工業、精密機械、電機の分野など、日本の根幹をなす産業で活躍できるような人材となることを期待します。

エレクトロニクス分野

電力・電子機器、光応用機器等を備え、エレクトロニクスやマイクロコンピュータ、情報処理、インターネットやIT等に関係する情報通信等の社会基盤を支えていく独創的・実践的な人材を養成します。また、エレクロトニクスでは半導体素子、電子回路、集積回路等の電子部品の開発・利用にも必要な技術です。そのため、アナログ回路やディジタル回路等の半導体産業、音声・画像・通信等の信号処理が必要なソフトウェア・通信産業等の各産業界の業界エンジニアとして活躍が期待されています。

ITソフトウェア分野

ITソフトウェア分野は爆発的に進化・拡大する情報化社会における中核となる技術です。そのため、システムエンジニア、プログラマ、サービスエンジニアなどの幅広い情報系の職種でコンピュータ業界、自動車や航空機、コンピュータ、半導体などの各種メーカーやサービス業での活躍が期待できる専門知識と実践的能力を持つ学生の養成を目指します。

環境バイオ分野

科学技術の進歩に対応できる、化学、生物学、環境科学に関する専門知識と実践能力を身につけます。化学、石油化学、繊維、医農薬品、食品など化学を基盤とした製造業あるいは環境、バイオテクノロジーの分野において、技術者、研究者として活躍する人材を養成します。

メカトロニクス分野

センシング、情報処理、制御技術などの高度な専門技術を基盤とし、これらの融合・複合技術によって生み出される機械の知能化などの先進的なメカトロニクス技術を修得します。快適な移動を可能にする輸送機器や人間の生活向上に欠かすことができない人間支援ロボット等を開発できる、各種産業界での中核を担う実践的エンジニアを養成します。

資源エネルギー分野

機械、電気・電子、化学・生物のそれぞれの専門の知識を深化させると同時に、幅広い科学技術の動向を把握し、専門領域以外の人にも研究を発信できるスキルを身につけます。広い視野と分野横断的なセンスを持ち、新しい視点で考えて課題解決に取り組みことができる人材を養成します。

材料工学分野

機械コース、電気・電子コース、化学・生物コースの各専門知識を修得し、新素材や新規デバイスの開発・評価や特異な現象の解析を行うことで、問題発掘・開発能力を磨き、様々な現象を注意深く観察し、論理的に挑戦しようとする学生、柔軟な発想と積極的な行動力を持つ学生、そして応用力豊かな実践的技術者を目指し、新たな価値や様々な分野における改善(イノベーション)を生み出す人材を養成します。

所属コースによって一部選択不可の分野があります。

7つの応用分野の教育課程表(シラバス)