4年生が山形大学学生ロボティクス・メカトロニクスコンテストで特別賞を受賞しました

 創造工学科機械コース和田研究室4年の学生が、山形大学学生ロボティクス・メカトロニクスコンテスト(通称、山大ロボコン)で見事「特別賞」を受賞しました。

 このコンテストは同大次世代ロボットデザインセンターが学生の協同教育などを目的に主催するコンテストで、ロボットやメカトロニクス機器のアイデアの面白さや技術的な工夫、作品の完成度などを基準に審査が行われるものです。

 第12回目の今回は山形県の郷土料理「芋煮」をテーマに、その調理工程等にどんな技術を盛り込むことができるかで争われました。

 エントリーした和田研究室では4年後期のゼミで本コンテスト出場を課題にしており、今回は研究で用いている産業用人協働ロボット(株式会社デンソーFA山形様から教育用に無償貸与を受けている株式会社デンソーウェーブ製「COBOTTA」)を応用したロボットアームでエントリー。アームが具材の投入からアク取りまでもこなすギミックが評価されました。

 なお今回の出場13チームの中で高専生は本校のみで、山形大学を始めとする大学生・大学院生のチームに競り勝っての栄誉を手にしたことになります。

 2月21日(月)、川又亮太さん、佐藤緑海(りょう)さん、大久保勇利(ゆうと)さん、齋藤潤弥さん、吉住咲哉(さくや)さんら5名が指導教員の和田真人准教授とともに校長室を訪れ、賞状を携えて今回の受賞を森校長に報告しました。

 懇談の席で森校長から「今回の受賞で大学生達と同じ高いレベルでもやっていけることを実感したと思う。固定化した考えを持たずこれからもチャンスをものにして大きく羽ばたいて欲しい」と期待と激励の言葉が贈られました。

 受賞した和田研究室の学生の皆さん、この度の受賞おめでとうございました。後輩の皆さんが後に続いて栄誉を手にしてくれることを祈っております。

作品の動画を示して森校長(右)に報告する学生達
川又亮太さん 佐藤緑海さん
 
大久保勇利さん 齋藤潤弥さん
 
吉住咲哉さん 和田准教授

             前列左から大久保さん・森校長・川又さん、
          後列左から和田准教授・佐藤さん・齋藤さん・吉住さん
              (撮影時のみマスクを外しました)