令和元年度 技術士第一次試験に本校学生が合格しました

令和元年度の技術士第一次試験に、本校から9名の学生が挑戦し、6名の学生が合格しました。

 

◇ 機械部門(2名)

・奥田  司 君(機械コース5年)                                                                                  ・佐藤 祐輔 君(機械コース5年)

◇電気電子部門(2名)

・大硲 一季 君(電気・電子コース5年)                                                                          ・手塚 大輝 君(電気・電子コース5年)

◇ 情報工学部門(2名)

・齋藤 太新 君(情報コース4年)                                                                                  ・齋藤 大輝 君(情報コース5年)

「技術士」は、「科学の専門知識と高度な応用能力、豊富な実務経験を有する者」と定義される、技術者にとっては最高峰の国家資格です。この技術士になるために必要な技術を取得する資格として「技術士補」があり、こちらは実務経験が必要とされないことから、今年もたくさんの学生が挑戦しました。(なお、「技術士補」の試験は技術士第一次試験に相当します。)

本年度の同試験は、台風19号により、宮城県や新潟県の試験会場は開始時間を1時間繰り下げて実施されたほか、東京都や神奈川県では試験が中止になる等、大きな影響が出ました。計画運休等にともない試験会場へ到着することができず、とても歯がゆい思いをした学生も10名いました。

このような厳しい状況の中、見事に試験に合格した6名の皆さんは、自分のテクニカルスキルの到達度を客観的に証明したこととなり、大変に意義深いものです。

また、当日受験ができなかった対象者は、3月7日(土)に再試験の措置が取られており、本校からは3名が受験する予定となっております。

今回合格した皆さんはもちろんのこと、3月に再試験を受ける皆さん、翌年度に再挑戦を誓う皆さん、全員のさらなる飛躍がますます期待されます。

 

合格した6名の皆さんから一言いただきました

(写真左から)佐藤祐輔君、奥田 司君

◆将来、就職してから専門科目を勉強し直すのは大変だと考え、受験いたしました。専門科目だけでなく、授業で学べなかった技術者倫理を学ぶことができ、大変いい機会になりました。(奥田司君)

◆初めての受験でしたが、合格することができて非常に嬉しいです。資格勉強を通して得た知識を無駄にせず、今後に活かしていきたいです。(佐藤祐輔君)

 

(写真左から)手塚大輝君、大硲一季君

◆初めての受験でしたが、短期決戦で効率良く勉強し無事に合格できました。特に専門科目では、所属している電気・電子コースで過去に学習した内容が多く出題され、総復習も兼ねたスムーズな試験勉強が合格に繋がりました。就職先では実務経験を積み、知識や技術を深め、よい技術士となれるよう努力を続けます。(大硲一季君)

◆今回が初めての挑戦でしたが、合格できて良かったです。試験で学んだことを生かし、これからも頑張りたいです。(手塚大輝君)

 

(左:齋藤大輝君、右:齋藤太新君)

◆合格出来てうれしいです。今回の試験を通して得た知識を、忘れないようにしていこうと思います。(齋藤太新君)

◆試験前日、台風の影響で避難所に宿泊し、風邪をひいてしまいましたが、無事合格できてよかったです。いろんな意味でいい経験になりました。                                                                    来年度は専攻科へ進学します。次の目標として、専攻科在学中に情報処理安全確保支援士合格を目指し、勉学に励みたいと思います。(齋藤大輝君)