鶴岡高専通信(平成26年5月発行)

先月号から内容更新

 

教務主事から

◆ 教務担当教員の紹介

 今月は、本校の教務担当教員を紹介いたします。

 これからの一年間、様々な場面で学生の皆さんをサポートして参りますので、どうぞよろしくお願いします。

教務主事:佐藤貴哉 教授
所属:物質工学科
担当教科:有機化学、工業英語、物質化学実験、安全工学など
教務に関する抱負:基礎科目と工学の勉強だけでなく、特許、著作権、地域経済など、幅広い分野の講義を増やしていきたいと思います。資格取得やキャリア教育も推進したいと考えています。
学生へのアドバイス:現在の技術者は、自分の専門領域に加えてさらに広い科学知識を持たねばならないと言われています。皆さんの周りにある便利な機器は、様々な分野の科学技術の融合と複合によって成し遂げられています。学生時代は、いろいろな分野に興味を持ちつつ、自分の専門を深く学んで行ってください。
教務副主事:渡部誠二 教授
所属:制御情報工学科
担当教科:電気工学(3年)、信号処理(5年)、創造工学演習(専1年)、実践電気電子工学(専2年)など
教務に関する抱負:入試業務に関する仕事を主に担当いたします。また、教務主事を補佐し、学校全体の教務がスムーズに行えるよう全力を尽くしていきたいと思います。
学生へのアドバイス:日頃からの勉強習慣が大切です。勉強に特効薬はありません。習慣によって積み重ねられてきた力は、将来、皆さんの土台となって自分自身を支えます。
教務主事補:吉木宏之 教授
所属:電気電子工学科
担当教科:物理、応用物理、(専攻科)物理学特論
卒業研究テーマ:プラズマに関する応用研究
教務に関する抱負:時間割り作成を主に担当します。学生の皆さんがスムーズに授業に取組める様な時間割りを目指して頑張ります。
学生へのアドバイス:授業に出席にてノートを取るだけでは何も身につきません。課題(まずは宿題、レポート)を自身でシッカリ取組む姿勢を固めよう。
教務主事補:宍戸道明 准教授
所属:制御情報工学科
担当教科:機械・電気製図、医療福祉機器工学、実践的デザイン工学演習、技術者倫理など
教務に関する抱負:入試対応、専攻科対応などを主に担当します。多岐に渡るビジネスシーンにおいて要求される創造性を失敗から学ぶ、エンジニアリングデザイン能力開発のフィールド展開を目指します。
学生へのアドバイス:道具は使えて役に立つ。知識は教養に変わることで活きたスキルとなる。うまくいかないだって?やり方を変えてみなよ、結果が変わるから。結果は自信につながるから。
教務主事補:南 淳 准教授
所属:物質工学科
担当教科:基礎生物、生物化学、生物工学基礎
卒業研究テーマ:植物の成長制御の分子メカニズム
教務に関する抱負:年間行事予定、長期外国人留学生、海外工場見学旅行を主に担当します。国際交流支援室と連携し、国際交流の効果を学生全員にもたらしたいと考えています。
学生へのアドバイス:入社試験、入学試験に合格できれば良いのではなく、10年先、20年先に社会で活躍できるよう、真の「実力」をつけるように高い目標を持って取り組んでください。
教務主事補:上條利夫 講師
所属:物質工学科
担当教科:化学、材料化学、工業化学特論Ⅱ、(専攻科)工業分析化学
卒業研究テーマ:低摩擦に関する応用研究
教務に関する抱負:中学生一日体験入学、中学校訪問などの広報を主に担当します。まだまだ若輩者ではありますが学校の魅力を一人でも多くの人に伝えられるよう頑張ります。
学生へのアドバイス:わからないことをそのままにせず、オフィスアワーを積極的に活用して理解を深めていってください。

◆ 5・6月の教務関連イベント

5/8 1年生 校外研修
5/14 1・2年生 特活の時間にキャリアガイダンス
5/21 校内体育大会
5/27 専攻科入学試験(推薦)
5/28 1年生 特活の時間にスキルアップ講座
2年生 知財に関する講演会(仙台高専 佐々木知財コーディネータ)
3年生 JABEEガイダンス(専攻科委員会)
6/13~6/18 前期中間試験

 
◆ 海外工業見学の実施について(学生・保護者のみなさんへ)

 異文化理解、語学力向上、エンジニアリングのグローバル化への理解を目的として、今年度はシンガポールにおいてカルチャー&テクニカルツアー(海外工場見学)を行います。

 4年生はクラス毎に行う「工場見学旅行」と希望者参加の「海外工場見学」のどちらかに参加することになりますので、保護者の方とよく相談し、申し込んで下さい。(詳細は教務係にお問合せ下さい。Tel.0235-25-9247)

<ツアー内容>
 行 先:シンガポール
 日 程:11月3日(月)~8日(土) 現地2泊3日、機中2泊
 内 容:
 ・提携ポリテク訪問(学校紹介・キャンパスツアー・学生交流)
 ・カルチャー&テクニカルツアー(工場見学など)
 ・シンガポール市内ツアー

<旅行までのスケジュール>
 4月30日~5月末
  参加者募集
 6月~10月
  諸手続き、パスポート取得等
 9月~10月
  事前研修会
 10月下旬
  保護者説明会、壮行会

 

学生主事から

1.新年度の学生生活指導方針と具体的指導

○ 基本方針
創造的・実践技術者の育成
・技術者としての倫理的判断能力を身につける。(規律を守る。責任感をもつ。協調・思いやりの心をもつ。)
・問題に対して敢然と取り組む行動力を身につける。(自主性、忍耐力、決断力、精進の精神を涵養する。)
・専門知識の獲得能力を身につける。(学習意欲を高める。目的意識をもつ。)
○ 生活指導と交通安全指導の目標と指導
1)生活指導
・基本的生活習慣の育成
・規範精神の高揚
・教員等による指導を随時実施の予定
2)交通安全指導
・人命の尊重
・遵法精神の育成
・自己安全管理の徹底
・教員等による指導を随時実施の予定
○ 指導体制・態勢の確立
・学校―学生―保護者―地域の連携
・学内の連携:担任、担任会、学生支援センター、学寮他
・正課および課外教育(活動など)による全人教育
・問題発生後の対応
○ 問題行為の予防・事前指導の徹底
・いじめ、窃盗、暴力行為、不純異性行為、飲酒、喫煙、交通事故・違反
○ マナーの向上
・服装・身だしなみ、携帯電話使用、自転車乗車
○ 防犯
・外部不法侵入者による事件が多発しているため、防犯カメラを設置

2.平成25年度の進路状況

○ 就職状況
就職希望者は67%
求人倍率は、本科6.9倍・専攻科23.1倍と好調!
就職は100%!
○ 進学状況
進学希望者は33%
進学は100%!
難関大学への進学が増加している

3.課外活動の主な大会日程
(1)高専大会

(a)東北地区高専大会 7/4(金)~6(日) A大会:
八戸高専主管
B大会:
福島高専主管
(b)全国高専体育大会 8/中旬~下旬 四国地区主管
(c)東北地区高専体育大会
 ラグビーフットボール競技 10/17(金)~21(火) 八戸高専主管
(d)プログラミングコンテスト 10/18(土)~19(日) 一関高専主管
(e)ロボコン東北地区大会 10/26(日) 仙台高専名取
主管
(f)ロボコン全国大会 11月中旬 両国国技館
(g)全国高専体育大会
 ラグビーフットボール競技 1/4(日)~9(水) 神戸高専主管

(2)高等学校大会

(a)春季高校野球庄内地区大会 4/下旬~5/上旬
(b)田川地区高校総体 春季大会 5/10(土)~11(日)
(c)春季高校野球山形県大会 5/16(金)~25(日)
(d)山形県高校総体 6/6(金)~8(日)
(e)高校野球選手権大会山形大会 7/11(金)~24(木)
(f)秋季高校野球庄内地区大会 8/下旬~9/上旬
(g)田川地区高校総体 秋季大会 9/13(土)~14(日)
(h)山形県高校新人体育大会 10/11(土)~12(日)
11/1(土)~2(日)
 人生において大切な青春時代を本校で過ごす学生諸君には、卒業・修了後の「目的・目標」をしっかり定め、「高専学生としての矜持(プライド)」を常に持ち、「やって良いこと悪いことのけじめ」をつけた生活をし、充実した学校生活を送ることを期待します。

 

寮務主事から

1.入寮式が4月4日(金)、開寮行事が4月6日(日)に行われます。新1年生92名(男子80名、女子12名)、編入学による4年生の入寮生が5名、留学生が3名入寮し、鶴鳴寮も新しい年度を迎えることになります。今年度の寮生総数は436名です。このうち女子学生は39名、留学生は8名です。この他に、短期留学生(3ヶ月程度)8名を受け入れることになっています。

新年度の学寮関係スタッフは以下のとおりです。

寮務主事 本間 浩二 総合科学科
寮務主事補 木村 太郎 総合科学科
1・2年担当、指導寮生連携
森永 隆志 物質工学科
1・2年担当、指導寮生連携
矢吹 益久 機械工学科
3・4・5年担当、寮生会連携
西山 勝彦 制御情報工学科
3・4・5年担当、寮生会連携
寮監 八幡 喜代志
学生課長 布施 一明
寮務係長 中島 直樹
寮母 吉住 洋子
宍戸 陽子
用務員 廣瀬 淳一

 

2.実践目標

1)『「自学自習」への積極的取り組み』
◎「自学自習」の精神で、自主的・積極的に学習する。
 資格取得検定にも挑戦する。
◎学習の時間帯は互いに静粛を心掛け、静かな環境で学習に専念する。
◎できることは早めに済ませ、夜更かしをしない。
2)『寮内美化の推進』
◎ゴミの分別の徹底。ポイ捨ての厳禁。
◎ゴミを「出さない」、「持ち込まない」の減量運動と環境保全に努める。
◎指導寮生・各階長・週番が担当区域を巡回点検する。
◎居室の整理整頓は毎日やる。
3)『自己管理の徹底』
◎私物にはすべて記名する。
◎居室ドア・学習机・ロッカー・シューズロッカーおよび自転車などの施錠を徹底する。
◎無断借用はやめる。所有者に必ず断ってから借りる。
4)『施設・設備の愛護』
◎公共物や居室および貸与設備・備品は責任を持って大切に扱う。
 (破損した場合は、当人が弁償する。)
5)『きまりの順守』
◎寮生一人一人が寮生活を円滑に過ごすための規則を守り、他人に迷惑をかけない。
 (保護者にも余計な心配をかけないこと。)
◎朝は余裕を持って早めの登校をする。「遅刻」はしない。
 (体調が悪いときは、すみやかに寮監室または寮事務室に申し出ること。)
◎土足の厳禁。「しない」、「させない」の合い言葉。
6)『ボランテア活動への積極的参加』
◎活動を通して、普段お世話になっている地域の方々との心の交流に努める。
『明・厳・美(明るく・厳しく・美しく)』の寮訓のもと、全寮生が活き活きと生活し、有意義な学校生活が送れるよう、それぞれが自分自身を律してくれることを願っています。

3.今年度前期に予定している主な学寮関係の行事等は以下のとおりです。

曜日 行事等 備考
4月 4日 入寮式
6日 開寮行事
15日 第1回学寮連絡協議会 17:15~ 寮第一談話室
17日 寮生会総会 総会終了後新入寮生歓迎会
20日 春季クリーン作戦
5月 13日 第2回学寮連絡協議会 17:15~ 寮第一談話室
14日 寮生避難訓練
6月 3日 第3回学寮連絡協議会 17:15~ 寮第一談話室
7月 8日 第4回学寮連絡協議会 17:15~ 寮第一談話室
24日 閉寮行事
8月 31日 開寮行事
9月 2日 第5回学寮連絡協議会 17:15~ 寮第一談話室
12日 寮祭
26日 居室移動

※上記以外に予定されていること。

4月下旬 ・・・ 寮生自転車の車体検査・登録及び移動
6月中旬 ・・・ 1年担任と指導寮生との懇談会
2年担任と指導寮生との懇談会

 

事務部から

図書情報係

【開館時間について】

平 日:8時30分~20時00分
土曜日:9時00分~17時00分
(ただし、学生の休業期間中は閉館)

【閉館日について】

日曜日、祝祭日等、休業期間、学校行事日
 

財務係

【平成26年度学生諸納付金関係について】

今年度の学生諸納付金については、次のとおりとなります。
支払期日等ご確認のうえ、お手続きくださるようお願いいたします。

(学年をクリックすると、金額一覧表が表示されます。)

平成26年度 月別口座振替一覧 (1学年)
平成26年度 月別口座振替一覧 (2学年)
平成26年度 月別口座振替一覧 (3学年)
平成26年度 月別口座振替一覧 (4学年)
平成26年度 月別口座振替一覧 (4学年編入生)
平成26年度 月別口座振替一覧 (5学年)
平成26年度 月別口座振替一覧 (専攻科1学年)
平成26年度 月別口座振替一覧 (専攻科2学年)
平成26年度 月別口座振替一覧 (留学生)

 

教務係

 

学生係

奨学金及び授業料免除に関してのお知らせ

本校では、経済的理由で修学困難な状況になることを防ぐために、保護者の皆様へ経済的な支援策を周知させて頂いております。詳しくは、下記の記載を見て頂くとともに、学生係までご相談を頂くようお願いします。

・奨学金制度(日本学生支援機構奨学金)
経済的理由で就学困難になった学生に、選考の上、奨学金が貸与されます。その際、学業、人物ともに優れ、健康であることが条件です。

・緊急採用・応急採用(日本学生支援機構奨学金)
主たる家計維持者の失職・破産・事故・病気・死亡もしくは火災・風水害等により家計急変し、緊急に奨学金が必要となったと認定され、家計急変の事由が発生してから12月以内である者が対象です。年間を通じ、随時申込みを受け付けます。災害救助法適用地域の方で奨学金希望の方は、該当者全員の推薦を受け付けます。災害救助法適用地一覧は下記のとおりです。ご確認下さい。
http://www.jasso.go.jp/saigai_chiiki/index.html
◆日本学生支援機構のホームページ 「奨学金の申込みにあたって」
http://www.jasso.go.jp/saiyou/abc.html

・その他の奨学金制度(地方公共団体・民間団体の育英事業・会社など)

・高等学校等就学支援金について
 平成22年度より、高等学校等就学支援金制度が実施されています。本校では、本科1年生から3年生までこの制度の適用をうけます。

・免除制度、猶予制度
[入学料免除制度]
 入学前1年以内に、主な学資負担者が死亡した場合、または本人もしくは主な学資負担者が風水害等の災害を受けたりし、入学料の納付が困難であると認められる者は、本人の申請のもとに選考の上で入学料の全額または半額が免除されます。

[入学料徴収猶予制度]
 経済的理由で納付期限までに入学料納付が困難であり、かつ、学業優秀と認められる者は、本人の申請のもとに選考の上で入学料の徴収が猶予されます。

[授業料免除制度]
 授業料は前期分と後期分の2期分けて納付することになっています。しかし、経済的理由で授業料納付が困難となり、かつ、学業優秀と認められる学生に対し、本人の申請のもとに選考の上で各期の授業料について、全額または半額が免除されます。
 

寮務係

【寮費等の徴収方法】

寮費(入寮費・運営費・暖房費)
 運営費は4~9月分(前期)を4月に、10~3月分(後期)を10月に、暖房費は4月分及び11~2月分を10月に口座引き落としにより徴収します。
・入寮費 新入寮時 3,000円
・運営費 月額   8,500円(ただし、7・8月分、2・3月分は合わせて1ヶ月分)
・暖房費 年額   ※27,000円(平成25年度)

給食費(食事材料費・加工費)
・日額 1,030円
 在寮日数に応じた月額を給食業務委託業者が口座引き落としにより毎月徴収します。手続きについては、業者から通知があります。
 

行事予定

5月7日 学生会総会
8日 校外研修(1年)
10日~11日 田川地区高校総体
14日 寮生避難訓練
15日 学生歯科検診(1・3・5年)
21日 校内体育大会(本・専)
27日 入学試験/推薦(専攻科)
28日 学生健康診断(3・4年)
30日~6月1日 山形県高校総体
6月4日 学生健康診断(1・2年)
13日~18日 前期中間試験