第54回産業技術フォーラムを開催しました

11月12日(金)山形県立産業技術短期大学校庄内校において、第54回産業技術フォーラム(共催:鶴岡高専技術振興会)を開催しました。新型コロナウイルス感染予防のため、来場者数に制限を設けオンラインでも配信しました。

 今回は、『GLOBAL NO1を目指して二人で創業した紆余曲折の30年:フロンティア・ラボ』と題し、フロンティア・ラボ株式会社 特別技術顧問の渡辺 忠一氏にご講演いただきました。

 現在の会社概要のご説明から始まり、会社創業前、創業後5年間、創業から現在まで、それぞれ考えたことや実施したこと、また、製品化や販売においての難問実例をどのように解決してきたか等をご紹介いただき、現在取り組んでいる事業についてもご紹介いただきました。

また、海外展開する上で海外の方とコミュニケーションがとれるよう年1回社員全員で海外旅行へ行くことや、社員の方が渡辺氏へ質問すると10円を入れるシステムなど、現在の社内でのユニークな取り組みについてもご紹介いただきました。

質疑応答では、ご講演の中で大学と連携しているお話があったことから、大学と企業とのパテントの割合や産学連携で大切なこと、人脈のつくり方やコロナ禍での社内のコミュニケーション方法等をお話しいただきました。

製品についてだけでなく、「会社」を作っていく上での大切なことを様々な角度からお聞きでき、参加者からも「もっと聞きたかった」「とても貴重なお話しだった」等ご好評をいただきました。

この度の産業技術フォーラムを開催するにあたり、会場のご提供をはじめ様々なご協力をいただきました産業技術短期大学校庄内校様へ、厚く御礼申し上げます。

渡辺 忠一 氏 会場の様子