「市民サロン2021 鶴岡」を開催しました

9月18日(土)に『ミライのまち。ミライの高専。』をテーマに、市民サロン2021の第1講を鶴岡市先端研究産業支援センターレクチャーホールで開催しました。新型コロナウイルス感染予防のため、来場者数に制限を設けオンラインでも併催しました。

今回は、NPO法人公益のふるさと創り鶴岡 常務理事 阿部 等 氏から『まちづくりはチャレンジ-諦めずに続けること-』と題し、最初にイベントを企画・開催したきっかけやNPO法人になった経緯等を踏まえながら、本校との連携を含むこれまで実施したイベントや現在進行中の活動についてご講演いただきました。また、イベントの企画・運営だけではなく、歴史的建造物や森林公園のリノベーション等、幅広い「まちづくり」の活動をご紹介いただきました。

続いて、本校 創造工学科 化学・生物コースの上條利夫 教授が、『知育・サイエンスを通したひとづくり、まちづくり』と題して講演を行いました。小中学生に化学の楽しさを知ってもらおうと実施している訪問実験や科学フェスタ等の活動や、実際に小中学生が行っている化学のメカニズムを使った実験について、来場者へお配りしたサイエンスキットを使ってご紹介しました。

パネルディスカッションでは、活動する仲間を集める方法、活動のPR(広報)方法や若者と連携を長く続けるコツ等、参加者からの質疑にも答える形で、講師2名から様々な角度からの「まちづくり」をお話しいただきました。

阿部氏のご講演の様子 上條教授の講演の様子
サイエンスキットを使い
キラキラレインボースコープを実践している様子
パネルディスカッションの様子