第53回産業技術フォーラムを開催しました

12月14日(月)本校1号館の合同講義室において、第53回産業技術フォーラム(共催:鶴岡高専技術振興会)を開催しました。当初は山形県立産業技術短期大学校庄内校を会場に、対面式での開催を予定しておりましたが、庄内地域の新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、急遽オンライン開催に変更し実施しました。

今回は、東北福祉大学総合マネジメント学部 教授の鈴木康夫氏を講師に迎え、『震災から10年…私どもが向かうところは?』と題しご講演いただきました。

甚大な被害をもたらした東日本大震災ですが、その震災を機に努力とアイデアで躍進している東北の企業をご紹介いただきました。「ネットワークの活用」、「企業と地域の繋がり」、「強みをうまく発揮する」、「震災を契機に課題に着手する」など、様々な分野で活躍している8社を例に挙げ、成功の鍵を解説いただきました。

また、東北福祉大学の学生が取り組んでいる産学連携プロジェクトについて、事業から産業へ発展した事例をご紹介いただきました。さらに、アフターコロナを見据え、企業はビジネスモデルやオペレーションをいかに予測不可能な“ニューノーマル”に適応させていくことができるかが大切だ、とのお話しをいただきました。

この度の産業技術フォーラムを開催するにあたり、様々なご協力をいただきました産業技術短期大学校庄内校様へ、厚く御礼申し上げます。

鈴木 康夫 氏

                         講演の様子