「K-ARCシンポジウム」を開催しました

11月15日(金)に鶴岡市の先端研究産業支援センターを会場に「K-ARC(ケーアーク)シンポジウム2019」を開催しました。

この事業は、高専間の研究拠点構築を目指して平成27年7月に同センター内に設置された「高専応用科学研究センター(KOSEN-Applied science Research Center)」から地域の皆さまへの情報発信を目的に年1回開催しているものです。5回目となる今回は「社会実装を目指す高専との革新的イノベーションネットワーク」をテーマに、高専と大学院または高専と国立研究所等との連携や協調による産学官連携の推進について有識者からご講演をいただきました。

ご講演くださったのは、東北大学多元物質科学研究所の火原彰秀教授、自然科学研究機構分子科学研究所の小林玄器准教授、物質・材料研究機構の森利之上席研究員です。講師の方々からは、ご自身の専門分野や研究内容のご紹介の他、各所属機関の特色や求める研究者像、高専生へのアドバイスもお話しいただき進路選択の参考になる情報も多数ご紹介いただきました。

その他、高専の立場から、仙台高専の熊谷進准教授と鶴岡高専の森永隆志教授が事例発表を行いました。

当日は本校の学生を含む約70名が聴講に訪れました。

本校はこれからもK-ARCの研究拠点化を目指して、話題のトピックで皆さまに情報発信を継続していく所存ですので、今後ともK-ARCの事業にご期待ください。

なおこの模様は、11月19日(火)付けの地元紙荘内日報でも紹介されました。

講師の火原教授(左)と小林准教授
学生からの質問の様子
挨拶を行う鶴岡高専髙橋校長(左)と国立高専機構佐藤研究総括参事