「市民サロン2024 第2講」を開催しました
9月18日(水)、庄内産業振興センターにおいて、「未来へのチカラ~ものづくりへの挑戦~」をテーマに、市民サロン2024 第2講を開催しました。
はじめに、オリエンタルモーター株式会社 取締役 常務執行役員 生産本部長 久野 泰敬 氏より、「人が中心にいるモノづくり」と題し、ご講演いただきました。まず、自社製品や事業内容についてご紹介いただき、各製品が世の中でどのように活用されているのか、動画も取り入れてご説明いただきました。次に、自社が目指す姿に基づいた「モノづくり」への取り組みについて、ご紹介いただきました。生産ラインの機械化や自働化を進めている中でも、「人が中心にいる」という考え方を大切にしながら、生産性を上げていくための様々な工夫を行っている旨、お話しいただきました。
続いて、本校の櫻庭 崇紘 助教が、『鶴岡高専のロボコン ~全国大会への挑戦~』と題し、講演を行いました。はじめに、ロボコンの概要についてご説明させていただき、自身が顧問を務めるロボット技術研究部(以下、ロボ研)の活動状況について、お話ししました。さらに、昨年度 ロボ研が9年ぶりの全国大会出場を果たすまで、他高専と比較して部員数や活動時間数が少ない中で、どのような工夫や取り組みを実践してきたのか、ご紹介しました。部員数や活動時間の確保に向け、小中学生の認知度向上を目指したイベントの開催、ロボット製作に係るオンラインソフトや3Dプリンタの活用などを積極的に進めており、参加者からは、今後のロボ研の活躍に期待が寄せられました。
今年度の市民サロン(全2回)には、会場が満席になる程の多くの皆様よりお越しいただきました。ご講演いただいた講師の皆様、ご来場いただいた皆様、開催にあたりご支援・ご協力いただいた皆様に、御礼申し上げます。来年度も、市民の皆様に有益な情報を提供するイベントを企画しますので、ぜひご参加下さい。
久野 泰敬 氏 |
櫻庭 崇紘 助教 |