鶴岡高専技術振興会会長賞の表彰式が行われました

 

鶴岡高専技術振興会会長賞は、産学官連携を目的に鶴岡市、鶴岡高専等で構成された鶴岡高専技術振興会(会長 佐藤 聡 鶴岡市長)が、平成24年度から鶴岡高専における学術研究活動や地域連携(地域貢献)活動等において、特に顕著な業績を挙げた学生や学生団体を表彰し、今後の学業推奨を図ることを目的に設置されたものであり、今回で14回目となります。

 

令和7年度は、鶴岡高専校長事務代理・鶴岡高専地域連携センター長の推薦に基づき選考の結果、個人2名及び2団体に決定し、3月12日(木)鶴岡市役所庁議室において表彰状及び記念品が会長の佐藤市長から授与されました。

表彰式の席上、佐藤市長からは、恵まれた環境と熱意あるご指導の結果、表彰できることを嬉しく思う旨を述べられ、日本が技術立国として発展するためには優秀なエンジニアの力が重要で、日頃疑問に感じていることは積極的に研究を進め、良い技術者・社会人として益々活躍されることを祈念する旨のお言葉をいただきました。

本校宍戸校長事務代理からは、今回の受賞者に係る推薦理由を述べられ、本日を通過点として再び山の頂上に向けて歩みを進めて欲しい旨の激励の言葉が贈られました。

鶴岡高専技術振興会会長(佐藤市長)

 
 

宍戸校長事務代理

<表彰者/個人>

 

 ○荒生 光希さん(専攻科 生産システム工学専攻 機械・制御コース 2年)

 

介護現場の介護する側における身体的負担を軽減することを目的に、車いす用移乗補助装置「スマートリフター」の研究開発に主体的に取り組みました。既存の車いすに後付けできることを前提に、利用者・介助者双方の安全性と操作性を意識しながら構想立案から設計、試作、改良までを一貫して進め、実用化を見据えて完成度を高めてきました。

これらの取組の結果、福祉機器コンテスト2024では最終選考まで進出、学内の専攻科研究発表会では優秀ポスター賞を受賞。福祉課題への着眼点に加え、試作に落とし込む実装力と、研究成果の発信力が高く評価されました。

荒生 光希さん

 

<表彰者/個人>

 

 ○髙田 遥菜さん(専攻科 生産システム工学専攻 電気電子・情報コース 1年)

 

手足の不自由な方の自立支援と介護負担の軽減につながる操作デバイスの研究に取り組みました。PC操作において頭部の動きでカーソルを操作し、“噛む”動作でクリックを行うインターフェースの開発を進め、昨年11月の第10回日本福祉工学会九州支部大会にて研究発表を行った結果、最優秀発表賞を受賞するなど、優れた成果を修めたことが高く評価されました。

髙田 遥菜さん

 

<表彰者/学生団体>

 

○AMデザイン部(プレデザコン部門チーム)

 

昨年11月に福井県で開催された全国高等専門学校デザインコンペティション2025(高専デザコン)のプレデザコン部門において、作品「創造の錦衣(そうぞうのにしきごろも)」で優秀賞を受賞しました。テーマ「織りなせ!アイデアとデザイン」のもと、短い製作期間ながらも、ゼロから発想したアイデアをCADや3Dプリンタ等のデジタル工作機器を駆使しながら設計・試作・改良を重ねて完成した造形物が高く評価されたものです。これらの活動と顕著な実績が評価されました。

 

〇チーム代表者   鈴木 佑弥さん(創造工学科 化学・生物コース 3年)

〇チームメンバー  佐藤 優愛さん(創造工学科 1年1組)

左から 佐藤 優愛さん、鈴木 佑弥さん

 

<表彰者/学生団体>

 

○サービス・デザイン部

 

サービス・デザイン部は、本校で培った技術力を地域社会へ還元する「テクノ・パラメディック」の理念のもと、県内唯一の離島である酒田市飛島地区を舞台に、技術提供型ボランティアとして長年にわたり活動してきました。これまでの活動に加えて、今年度は企業4社からの寄附も得て活動をさらに充実させ、関係機関と連携しながら成果を上げている取組が高く評価され、昨年11月には山形県の「2025輝く県民活躍大賞(ジュニア・ユース部門)」を受賞。さらに今年2月には、「鶴岡市民憲章 青少年実行顕彰実行賞」を受賞しました。このような地域を支えるこれまでの地域貢献活動の実績と受賞歴が評価されました。

表彰式当日は、サービス・デザイン部を代表して下記2名が出席いたしました。

 

〇部  長  成澤 想太さん(創造工学科 情報コース 4年)

〇副部長  齋藤 壮真さん(創造工学科 情報コース 4年)

左から 齋藤 壮真さん、成澤 想太さん

佐藤市長・宍戸校長事務代理を囲んで受賞関係者全体写真