キングモンクット工科大学ラカバン校の副学長による講演が行われました

 1月17日(月)、タイ国キングモンクット工科大学ラカバン校(KMITL)の副学長Ruttikorn Varakulsiripunth教授と国際交流ディレクターのWija Tintamoraさんが来校され、「キングモンクット工科大学における国際交流の現状と今後」と題した講演を行いました。
 KMITLはタイのスワンナプーム国際空港近くに位置し、工学部、理学部等7学部を有する学生数約22,000人の国立大学です。
 今回の来校は、高専機構本部とKMITLとの包括協定締結に基本合意がなされたことを受け、今後の交流推進を図るため、東北では唯一KMITLと国際交流協定を締結している仙台高専の加藤靖副校長のご案内で実現したものです。
 Ruttikorn教授は日本での留学経験があり、大変日本語が堪能でいらっしゃいますが、学生の希望もあり、講演、質疑応答ともに全て英語で行われました。
 会場の合同講義室には国際交流に関心のある学生および教職員約30名が集まり、パワーポイントを用いて紹介されるタイの歴史・文化やKMITLの概要などに熱心に聞き入っていました。
 講演に先立って行われた本校 横山校長および国際交流担当教職員らとの懇談では、Ruttikorn教授が流暢な日本語でKMITLの概要や自らの留学経験、タイの進学事情などについて説明され、本校の国際交流の現状についても活発な意見交換が行われました。
 また、研究室や図書館、寮などの施設見学においても学生達と積極的に会話を交わし、今後の鶴岡高専との交流に大きな期待を寄せていらっしゃるようでした。

講演会の模様