第62回産業技術フォーラムを開催しました

 8月24日(月)、本校8号館において、第62回産業技術フォーラムを開催しました。今回は『100年後の未来を創る仕事 ~環境プラントと再生エネルギーが導く、持続可能な循環型社会~ 』と題し、株式会社ハイポテック 代表取締役 佐竹 英明 氏よりご講演いただきました。

 はじめに、自己紹介・会社紹介を行っていただいた後、株式会社ハイポテックが取り組んでいる「再生エネルギー事業」についてご紹介いただきました。2020年に山形県米沢市に建設された「リアクト米沢バイオガスプラント」は、自社で設計・調達・工事を手掛けたメタン発酵バイオガスプラントで、稼働率97%以上を維持して順調に稼働中とのことでした。

 続いて、新規事業である「にんにく栽培」についてご紹介いただきました。ハイポテックでは、プラントから排出される「消化液」を有機肥料として活用したにんにく栽培を2023年から開始しており、1次産業である農業と2次産業である加工・製造、3次産業である販売を組み合わせた「6次産業化」を目指して、にんにくの加工商品を販売するブランドを立ち上げられたそうです。2026年10月には商品開発や加工・製造の拠点となる新工場の竣工、2027年にはECサイトを通じた商品の全国販売の開始を予定しており、ブランドに関する今後の展望についてもお話しいただきました。

 さらに、質疑応答の時間には、参加者から寄せられた質問に対して、佐竹様より丁寧にご回答いただきました。米沢市にプラントを建設したきっかけやプラントの管理のノウハウ、プラントを活用したビジネスの実情などについてご説明いただき、非常に活発な質疑応答となりました。

 今回のご講演は、地域資源を活用した持続可能な循環型社会の構築について考える貴重な機会となりました。ご講演いただいた佐竹様、ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。

佐竹 英明 氏