K-ARCシンポジウム2016を開催しました
鶴岡高専は、昨年度、高専機構研究推進モデル校として、全国高専、ブロック高専の研究拠点構築のためにK-ARC(Kosen-Applied science Research Center)を設置し、高専全体の研究力向上に努めておりますが、地域の皆様への更なる情報発信を目的に「ICTでつなげる地域共生アグリ・バリュースペース」と題して、平成28年11月30日(水)に「K-ARCシンポジウム2016」を鶴岡市メタボロームキャンパスで開催しました。
シンポジウムには、本校関係者、鶴岡市、農業関係者、地元企業等から約70人が出席しました。
始めに、髙橋校長による開会挨拶があり、続いて基調講演として、農業ビジネス編集長浅川芳裕氏から、「「スマート・テロワール×ICT」への期待」と題して、スマート・テロワールを深く理解するための答えやICTをテロワールに生かすための手段について、分かりやすく、ときにはユーモアを交えながらお話頂きました。
続いての研究セッションでは、山形大学農学部の浦川修司教授から「スマート・テロワール形成に向けた山形大学の取組」と題して、本校創造工学科情報コースの金帝演助教からは「無人航空機の農業への応用-農業用環境情報モニタリング-」と題して講演がありました。
グローバルセッションでは、東京大学農学生命科学研究科のQuoc-ThuyetDANG Ph.D.から「Environmental fate of pesticide」と題して、本校創造工学科情報コースのザビル教授からは「IoTによる農業イノベーション~課題と最新動向~」と題して講演がありました。
基調講演、各セッションともに会場から多くの質問が寄せられ、活発な意見交換が行われました。
今後もK-ARCにおける各種イベントを通じて、積極的な情報発信に努めてまいります。
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開会あいさつを行う髙橋校長 | 基調講演を行う浅川芳裕氏 |
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熱心に聴講されている参加者 | 本校ザビル教授による講演 |