専攻科応用化学コース学生が最優秀賞とデザイン賞をダブル受賞

令和5年12月15日(金)に奈良コンベンションセンターで開催された「GEAR5.0『ONEKOSENシンポジウム』」ポスター発表において、専攻科応用化学コース2年の柴田紘さんが「最優秀賞」「グッドデザイン賞」をダブル受賞しました。

本賞は、GEAR5.0『ONE KOSENシンポジウム』において優秀な発表をした専攻科学生を表彰するもので、発表技術、質疑応答、ポスターの完成度の3項目で評価を行い、総合評価の上位3名が優秀賞、ポスターの完成度について上位3名がグッドデザイン賞として表彰されました。

柴田さんの研究テーマは「PEFC電解質への応用を目指した新規アニオン性イオン液体型ポリマーの合成と電気的特性評価」。この研究は、固体高分子形燃料電池(PEFC)用電解質のポリマー材料を新規に設計・合成を行う研究開発で、次世代PEFCに必要な無加湿条件下におけるプロトン伝導機構の導入に、独自の分子設計で解決を試みている点などが評価されました。

柴田さんの喜びのコメント:
「この度は最優秀賞とグッドデザイン賞を頂戴し大変光栄です。様々な学会に参加し人前での発表経験を積めたこと、研究室の先生やメンバーが支えてくれたことが受賞につながったと感じています。支えて頂いたご恩を返していけるよう、一層研究に邁進して参ります。」

受賞した柴田さん