本校学生による希少・難治性疾患の啓蒙活動が「学生による地域貢献・活性化プロジェクト」に採択

本校学生による企画「RDD in 鶴岡高専 ~希少性、難治性疾患への理解を広める~」が、大学コンソーシアムやまがたの令和4年度「学生による地域貢献・活性化プロジェクト」に採択されました。

RDDとはRare Disease Dayの略で、「世界希少・難治性疾患の日」と訳されています。これは2008年にスウェーデンで始まった活動で、2010年からは日本でも行われており、現在では2月末日を中心に世界中でイベントが開かれています。本校では創造工学科化学・生物コース2年の太田隼人さんが発起人・代表となり2022年に活動を初め、RDDイベントやサポート機器開発に関する講演会、高専祭でのサポート機器の体験会、RDD高校生サミットでの他校との交流などを行ってきました。

今回採択された企画は、RDD 2023 in 鶴岡高専(2月28日から3月3日まで)の開催に加え、RDD 2023 in 鶴岡と第2回RDD高校生サミットへの参加を通して、鶴岡高専の人だけでなく地域の人達にもRare Diseaseについて知ってもらい、人々の間での思いやりの輪を広げることで地域に貢献し、みんなが暮らしやすい地域として活性化させる事を目指しています。また、鶴岡での活動をRDD高校生サミットにて全国各地でRDDについて取り組んでいる高校生に向けて紹介し、今後の活動協力について議論し、本校での活動の活性化に繋げたいと考えています。

顧問を務める基盤教育グループ伊藤卓朗准教授のコメント
「10代の学生による企画が助成を受けるのは稀な事で、高い志しを持って積極的に行動している事を讃えたい。今後も、病気への理解やそれをサポートするモノづくりを広めるRDD in 鶴岡高専の活動をサポートしていきます。」

RDD 2023 in 鶴岡高専の会場で採択通知を受ける太田隼人さん