【国際交流】留学生・日本人学生が「香道」を体験しました

 12月9日(金)、短期・長期留学生と日本人学生が「香道」を体験しました。日本人にとっても学ぶ機会の少ない香道ですが、本校の森木助教の指導により、日本文化体験授業の一環として行われました。
 はじめに、日本における香道の歴史やお香のたき方、鑑賞方法について学び、白檀や沈香などの線香の香を鑑賞しました。次に「六種薫物」と呼ばれる代表的な薫物の香も味わい、春夏秋冬の香にイメージを膨らませました。その後、自分達の好みで練香(各種の香原料を調合し蜂蜜等で練り合わせたもの)作りを体験。調合する香料や分量により、爽やかな香や凛とした香など、それぞれの香が出来上がりました。さらに学生らは調合した原料をよく練り上げ、楽しそうに手の平で丸めて艶やかな練香を完成させました。
 モンゴルの留学生からは母国で用いられる香原料を紹介してもらい、国の枠を超え、文化の違いを知るよい機会となりました。
 日本とモンゴル国の香りの文化に触れ、趣深い香りの世界を堪能しました。

線香の香りを鑑賞する留学生

調合した香原料を練り上げる作業

モンゴルの香原料を紹介する留学生

手を真っ黒にして練香の粒を作成しました