山形県議会厚生環境常任委員会委員の皆様に地域貢献の取り組みについて説明を行いました
山形県議会厚生環境常任委員会委員の皆様に地域貢献の取り組みについて説明を行いました
11月19日、山形県議会厚生環境常任委員会委員の皆様が、「テクノ・パラメディック(技術の救急隊)の取組状況等」の現地調査のため来校なさいました
はじめに県議会厚生環境常任委員会 鈴木委員長から今回の現地調査の目的を含めご挨拶をいただいた後、本校の髙橋校長から日本の高等教育や高専教育の現状の説明をいたしました。
次いで、宍戸教授からテクノ・パラメディックのこれまでの活動等の取り組み状況について説明いたしました。
続いて質疑応答があり、同委員会 星川委員からは「この地域貢献活動を通して学術的に得られたこと」について質問があり、宍戸教授から飛島での活動をベースとしてエンジニアリングデザイン教育を行っていることを説明いたしました。
今野委員からは「活動に参加している学生は、特定のコース等であるのか」との質問があり、宍戸教授から、「特定のコースということはないが、家電修理を行うための専門知識がない学生もおり、こうした学生は清掃活動等に取り組んでいる」旨説明をいたしました。
渡辺委員からは「活動を通じて感じたこと」について質問があり、専攻科1年齋藤さんから「現地で活動を行い、地域の方と成果物の喜びを分かち合えるということは学校生活では体験できないことであった」という経験を説明いたしました。
相田副委員長からは学生達に対して「活動を通じての気づき」について質問があり、学生達からは「自分一人では解決できないことがある」「普段の生活では周囲に電子機器やコンピュータ機器はあるが、現地にはそうしたものがなく、そうした環境で自分たちにできることを考える機会となった」旨お答えしました。
質疑応答の後、施設見学を経て、この度の本校での現地調査は終了となりました。
テクノ・パラメディックは、今年はコロナウイルス感染拡大の影響を受け、飛島での活動は断念しましたが学生が自作したフェイスシールドを寄贈いたしました(その際の掲載記事はこちら)
本校は、これからも地域貢献活動に努めてまいりますので、ご注目ください。
県議会 鈴木委員長のご挨拶
髙橋校長の挨拶
宍戸教授からの取組の説明
県議会 星川委員
県議会 今野委員
県議会 渡辺委員
県議会 相田副委員長
質問に答える学生達