鶴岡高専通信(平成26年11月発行)
先月号から内容更新
教務主事から
◆ 人材育成部門イベント
・『平成26年度夏季CO-OP教育成果報告会』を実施しました
平成26年10月22日(水)、今夏CO-OP教育に参加した10名による成果報告会が実施されました。
実施状況はこちらからごらんください。
・『地域企業訪問研修』を実施します
本年度11月から翌1月にかけ、放課後を利用し、地元企業計8社を訪問させていただきます。地元企業を理解する非常に良い機会となりますので、多数の学生参加を宜しくお願いします。
前回の実施状況はこちらからごらんください。
◆ ベトナムPBLから研修生
ベトナムのホーチミン工業大学の中に日本の高専スタイルの技術者教育を行う化学系のコースが設置されました。高専の技術者教育の手法がアジアのいろいろな国々に広がっています。
10月6日~10日の期間、鶴岡高専のPBL(Project based learning)教育を学ぶためにホーチミン工業大学のベトナム人教員3名が鶴岡高専に滞在いたしました。この間、様々な授業体験、実習、実験を体験し、佐藤司研究室では湯野浜海岸近辺を移動し、海岸漂着ゴミの状況視察とそれらの再資源化について学びました。日本の高専教育がベトナムの技術者教育に役立ち、相互交流を重ねて将来は共同研究などが実現できればと思っています。
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◆ 保護者授業見学・学校見学会
10月10日(金)に、本校初の「保護者授業見学・学校見学会」を行いました。
校長・教務主事より学校説明を行い、1年生の一般科目授業、3年生の専門科目授業を公開し、その他にも5年生の卒業研究風景も公開いたしました。
また、学生と教職員で作成した学校紹介ビデオや、寮祭の様子を撮影した動画なども上映いたしました。当日は、約100名ほどの保護者の皆さんから参加して頂き、「授業が見られてよかった」「実習工場など普段見られない姿をみることができた」などご好評いただきました。
普段の学生の姿を見てもらい、鶴岡高専の授業・実習科目をよりよく知っていただく機会ともなりました。来年度につきましても、今回のアンケート結果等を参考にしながら開催を検討していきたいと思います。
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◆ 特別講義(スパイバー株式会社)
10月24日(金)に、スパイバー株式会社様より研究開発部門マネージャー山崎賢二氏をお招きして、特別講義を行っていただきました。
物質工学科1学年の「物質工学概論」の特別授業として講義していただきましたが、該当クラスのほか、学科・学年問わず聴講希望の学生が参加いたしました。
スパイバーが開発する「人工クモ糸」の未来と可能性について講義頂いた内容で、最先端技術の説明と鶴岡市から世界に発信するベンチャー企業の可能性について、学生たちも熱心に聞き入りました。
鶴岡高専では、このように外部機関や企業等からの講師を招いて、学校と企業が協力した技術者教育を実践しています。
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◆ 東北工業大学・鶴岡高専協定締結 -キックオフシンポジウム-
東北工業大学と鶴岡高専の学術交流及び地域貢献に関する協定締結にあたり、「研究教育・地域貢献・グローバル化への新たな架け橋」と題して、10月31日に鶴岡メタボロームキャンパスレクチャーホールにてキックオフシンポジウムを開催いたしました。
東北工業大学学長、鶴岡高専校長の挨拶に加え、両校の教員が現在の地域連携活動や研究シーズなどについて事例紹介を行い、相互理解を深めました。
また、ライフデザイン学部大石加奈子先生によるエンジニアリング・ファシリテーションに関する講演では、学生の力を最大限に伸ばす教育について述べられ、直ちに鶴岡高専にて展開する機運に包まれました。
これを契機に両校の相互交流による研究活動の推進や地域貢献型教育の更なる活性化ができればと考えています。
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学生主事から
1.新年度の学生生活指導方針と具体的指導
○ 基本方針 |
創造的・実践技術者の育成 |
・技術者としての倫理的判断能力を身につける。(規律を守る。責任感をもつ。協調・思いやりの心をもつ。) |
・問題に対して敢然と取り組む行動力を身につける。(自主性、忍耐力、決断力、精進の精神を涵養する。) |
・専門知識の獲得能力を身につける。(学習意欲を高める。目的意識をもつ。) |
○ 生活指導と交通安全指導の目標と指導 |
1)生活指導 |
・基本的生活習慣の育成 |
・規範精神の高揚 |
・教員等による指導を随時実施の予定 |
2)交通安全指導 |
・人命の尊重 |
・遵法精神の育成 |
・自己安全管理の徹底 |
・教員等による指導を随時実施の予定 |
○ 指導体制・態勢の確立 |
・学校―学生―保護者―地域の連携 |
・学内の連携:担任、担任会、学生支援センター、学寮他 |
・正課および課外教育(活動など)による全人教育 |
・問題発生後の対応 |
○ 問題行為の予防・事前指導の徹底 |
・いじめ、窃盗、暴力行為、不純異性行為、飲酒、喫煙、交通事故・違反 |
○ マナーの向上 |
・服装・身だしなみ、携帯電話使用、自転車乗車 |
○ 防犯 |
・外部不法侵入者による事件が多発しているため、防犯カメラを設置 |
2.平成25年度の進路状況
○ 就職状況 |
就職希望者は67% |
求人倍率は、本科6.9倍・専攻科23.1倍と好調! |
就職は100%! |
○ 進学状況 |
進学希望者は33% |
進学は100%! |
難関大学への進学が増加している |
3.課外活動の主な大会日程
(1)高専大会
(a)東北地区高専大会 | 7/4(金)~6(日) | A大会: 八戸高専主管 |
B大会: 福島高専主管 |
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(b)全国高専体育大会 | 8/中旬~下旬 | 四国地区主管 |
(c)東北地区高専体育大会 | ||
ラグビーフットボール競技 | 10/17(金)~21(火) | 八戸高専主管 |
(d)プログラミングコンテスト | 10/18(土)~19(日) | 一関高専主管 |
(e)ロボコン東北地区大会 | 10/26(日) | 仙台高専名取 主管 |
(f)ロボコン全国大会 | 11月中旬 | 両国国技館 |
(g)全国高専体育大会 | ||
ラグビーフットボール競技 | 1/4(日)~9(水) | 神戸高専主管 |
(2)高等学校大会
(a)春季高校野球庄内地区大会 | 4/下旬~5/上旬 | |
(b)田川地区高校総体 春季大会 | 5/10(土)~11(日) | |
(c)春季高校野球山形県大会 | 5/16(金)~25(日) | |
(d)山形県高校総体 | 6/6(金)~8(日) | |
(e)高校野球選手権大会山形大会 | 7/11(金)~24(木) | |
(f)秋季高校野球庄内地区大会 | 8/下旬~9/上旬 | |
(g)田川地区高校総体 秋季大会 | 9/13(土)~14(日) | |
(h)山形県高校新人体育大会 | 10/11(土)~12(日) | |
11/1(土)~2(日) | ||
人生において大切な青春時代を本校で過ごす学生諸君には、卒業・修了後の「目的・目標」をしっかり定め、「高専学生としての矜持(プライド)」を常に持ち、「やって良いこと悪いことのけじめ」をつけた生活をし、充実した学校生活を送ることを期待します。 |
寮務主事から
1.後期に入り、寮生数は1年生88名、2年生98名、3年生97名、4年生83名、5年生63名の総数429名です。内、女子が37名となっています。
学寮関係スタッフは以下のとおり、前期から同じメンバーで構成されています。
寮務主事 | 本間 浩二 | 総合科学科 |
寮務主事補 | 木村 太郎 | 総合科学科 1・2年担当、指導寮生連携 |
森永 隆志 | 物質工学科 1・2年担当、指導寮生連携 |
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矢吹 益久 | 機械工学科 3・4・5年担当、寮生会連携 |
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西山 勝彦 | 制御情報工学科 3・4・5年担当、寮生会連携 |
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寮監 | 八幡 喜代志 | |
学生課長 | 布施 一明 | |
寮務係長 | 中島 直樹 | |
寮母 | 吉住 洋子 | |
宍戸 陽子 | ||
用務員 | 廣瀬 淳一 |
2.実践目標
後期に入っても、実践重点目標は継続して取り組んでいきます。
1)『「自学自習」への積極的取り組み』 |
◎「自学自習」の精神で、自主的・積極的に学習する。 |
資格取得検定にも挑戦する。 |
◎学習の時間帯は互いに静粛を心掛け、静かな環境で学習に専念する。 |
◎できることは早めに済ませ、夜更かしをしない。 |
2)『寮内美化の推進』 |
◎ゴミの分別の徹底。ポイ捨ての厳禁。 |
◎ゴミを「出さない」、「持ち込まない」の減量運動と環境保全に努める。 |
◎指導寮生・各階長・週番が担当区域を巡回点検する。 |
◎居室の整理整頓は毎日やる。 |
3)『自己管理の徹底』 |
◎私物にはすべて記名する。 |
◎居室ドア・学習机・ロッカー・シューズロッカーおよび自転車などの施錠を徹底する。 |
◎無断借用はやめる。所有者に必ず断ってから借りる。 |
4)『施設・設備の愛護』 |
◎公共物や居室および貸与設備・備品は責任を持って大切に扱う。 |
(破損した場合は、当人が弁償する。) |
5)『きまりの順守』 |
◎寮生一人一人が寮生活を円滑に過ごすための規則を守り、他人に迷惑をかけない。 |
(保護者にも余計な心配をかけないこと。) |
◎朝は余裕を持って早めの登校をする。「遅刻」はしない。 |
(体調が悪いときは、すみやかに寮監室または寮事務室に申し出ること。) |
◎土足の厳禁。「しない」、「させない」の合い言葉。 |
6)『ボランテア活動への積極的参加』 |
◎活動を通して、普段お世話になっている地域の方々との心の交流に努める。 |
『明・厳・美(明るく・厳しく・美しく)』の寮訓のもと、全寮生が活き活きと生活し、有意義な学校生活が送れるよう、それぞれが自分自身を律してくれることを願っています。 |
3.後期の学寮関係の行事等は以下のとおりです。
すでに終えた行事は『学寮日記』に掲載してあります。是非ご覧下さい。
月 | 日 | 曜日 | 行事等 | 備考 |
9月 | 2日 | 火 | 第5回学寮連絡協議会 | 17:15~ 寮第一談話室 |
12日 | 金 | 寮祭 | ||
26日 | 金 | 居室替え | ||
10月 | 7日 | 火 | 第6回学寮連絡協議会 | 17:15~ 寮第一談話室 |
9日 | 木 | 第2回寮生避難訓練 | ||
11月 | 11日 | 火 | 第7回学寮連絡協議会 | 17:15~ 寮第一談話室 |
12月 | 2日 | 火 | 第8回学寮連絡協議会 | 17:15~ 寮第一談話室 |
11日 | 木 | 寮生体育大会 | ||
18日 | 木 | 閉寮行事 | ||
21日 | 日 | 閉寮 | ||
1月 | 4日 | 日 | 開寮行事 | |
29日 | 月 | 寮生会総会 | ||
2月 | 未定 | 第9回学寮連絡協議会 ※終了後、指導寮生・寮生会引継会 |
17:15~ 寮第一談話室 ※1月下旬開催の可能性あり |
|
27日 | 金 | 閉寮行事 | ||
28日 | 土 | 居室替え | ||
3月 | 1日 | 日 | 閉寮 |
※上記以外に予定されていること。
寮食堂でのお楽しみフェア |
→ いつもより特別なメニューの夕食です。寮生も楽しみにしています。 |
事務部から
図書情報係
【開館時間について】
平 日:8時30分~20時00分
土曜日:9時00分~17時00分
(ただし、学生の休業期間中は閉館)
【閉館日について】
日曜日、祝祭日等、休業期間、学校行事日
財務係
【平成26年度学生諸納付金関係について】
今年度の学生諸納付金については、次のとおりとなります。
支払期日等ご確認のうえ、お手続きくださるようお願いいたします。
(学年をクリックすると、金額一覧表が表示されます。)
平成26年度 月別口座振替一覧 | (1学年) | |
平成26年度 月別口座振替一覧 | (2学年) | |
平成26年度 月別口座振替一覧 | (3学年) | |
平成26年度 月別口座振替一覧 | (4学年) | |
平成26年度 月別口座振替一覧 | (4学年編入生) | |
平成26年度 月別口座振替一覧 | (5学年) | |
平成26年度 月別口座振替一覧 | (専攻科1学年) | |
平成26年度 月別口座振替一覧 | (専攻科2学年) | |
平成26年度 月別口座振替一覧 | (留学生) |
教務係
学生係
奨学金及び授業料免除に関してのお知らせ
本校では、経済的理由で修学困難な状況になることを防ぐために、保護者の皆様へ経済的な支援策を周知させて頂いております。詳しくは、下記の記載を見て頂くとともに、学生係までご相談を頂くようお願いします。
・奨学金制度(日本学生支援機構奨学金)
経済的理由で就学困難になった学生に、選考の上、奨学金が貸与されます。その際、学業、人物ともに優れ、健康であることが条件です。
・緊急採用・応急採用(日本学生支援機構奨学金)
主たる家計維持者の失職・破産・事故・病気・死亡もしくは火災・風水害等により家計急変し、緊急に奨学金が必要となったと認定され、家計急変の事由が発生してから12月以内である者が対象です。年間を通じ、随時申込みを受け付けます。災害救助法適用地域の方で奨学金希望の方は、該当者全員の推薦を受け付けます。災害救助法適用地一覧は下記のとおりです。ご確認下さい。
http://www.jasso.go.jp/saigai_chiiki/index.html
◆日本学生支援機構のホームページ 「奨学金の申込みにあたって」
http://www.jasso.go.jp/saiyou/abc.html
・その他の奨学金制度(地方公共団体・民間団体の育英事業・会社など)
・高等学校等就学支援金について
平成22年度より、高等学校等就学支援金制度が実施されています。本校では、本科1年生から3年生までこの制度の適用をうけます。
・免除制度、猶予制度
[入学料免除制度]
入学前1年以内に、主な学資負担者が死亡した場合、または本人もしくは主な学資負担者が風水害等の災害を受けたりし、入学料の納付が困難であると認められる者は、本人の申請のもとに選考の上で入学料の全額または半額が免除されます。
[入学料徴収猶予制度]
経済的理由で納付期限までに入学料納付が困難であり、かつ、学業優秀と認められる者は、本人の申請のもとに選考の上で入学料の徴収が猶予されます。
[授業料免除制度]
授業料は前期分と後期分の2期分けて納付することになっています。しかし、経済的理由で授業料納付が困難となり、かつ、学業優秀と認められる学生に対し、本人の申請のもとに選考の上で各期の授業料について、全額または半額が免除されます。
寮務係
【寮費等の徴収方法】
寮費(入寮費・運営費・暖房費)
運営費は4~9月分(前期)を4月に、10~3月分(後期)を10月に、暖房費は4月分及び11~2月分を10月に口座引き落としにより徴収します。
・入寮費 新入寮時 3,000円
・運営費 月額 8,500円(ただし、7・8月分、2・3月分は合わせて1ヶ月分)
・暖房費 年額 ※28,000円(平成26年度)
給食費(食事材料費・加工費)
・日額 1,030円
在寮日数に応じた月額を給食業務委託業者が口座引き落としにより毎月徴収します。手続きについては、業者から通知があります。
行事予定
11月1日~2日 | 山形県高校新人体育大会(後期) | |
4日~7日 | 4年工場見学 | |
13日 | 木 | 月曜授業 |
18日 | 火 | 編入学試験/学力 |
25日~28日 | 後期中間試験 | |
12月18日 | 木 | 閉寮行事 |
19日 | 金 | 終業 |
20日 | 土 | 閉寮 |
20日~1月4日 | 冬季休業 |