鶴岡高専での生活はどんな感じ？
基本的な一日の流れは表のようになっています。低学年のうちは基本的に14:20で授業が終わりますので、課外活動の時間をとりやすいスケジュールになっています。
90分授業は慣れるまで大変かもしれませんが、最初のうちは先生が途中に休憩を入れてくれたりします。一か月くらいするとみんな慣れてしまいます。
低学年の間は一般教科(基本的には英国数理社＋体育・音楽など)の授業が多く、学年進行とともに専門科目が増えていきます。教科数と課題の量が次第に増えていきますので、低学年のうちから学習習慣をキチンと身に付けることが大事です。(試験前の勉強だけだと正直つらいよ!)
時間割のイメージ(4年生になるとほぼ専門科目)
鶴岡高専の１年間
- 前期・後期の2学期制になっています。夏休み(7月下旬～8月末)、冬休み(12月末～1月初旬)、春休み(2月下旬から4月初旬)と、高校と比べて長期休みが長いのも特徴です。
- 定期テストは年4回(6月：前期中間、9月：前期末、11月：後期中間、2月：学年末)あります。試験の10日前から試験期間として、部活動はお休みになります。
- 運動部は高校総体の他、高専間の大会(いきなり東北大会だ!)にも参加します。
- 高専祭は学生主体となって行います。出店、クラス企画、音楽ライブ、吹奏楽コンサート、コスプレ大会、クイズ大会など様々なイベントが目白押し。誰でも参加可能なので、是非遊びに来てください。
課外活動
高専にも課外活動はあります。基本的に、平日1日と土日のどちらか(大会時は除く)は休みを設けるようになっています。兼部も可能となっており、自分で活動内容をコントロールしながら様々な活動を展開することが出来ます。
運動部
野球・サッカー・陸上・水泳・バスケットボール・男子バレーボール・女子バレーボール・
ソフトテニス・硬式テニス・バドミントン・卓球・ラグビーフットボール・柔道・剣道・弓道
文化部
吹奏楽・音楽・化学・天文・ESS・美術写真・茶道・ロボット技術研究・ソフトウェア開発・
AMデザイン・サービスデザイン
愛好会
将棋
ここに記載のあるモノ以外でも、
低学年から研究・開発をやってみたい！このコンテストに参加したい！
等といった要望があれば、可能な限りサポートする仕組みになっています。興味があって責任感を持って取り組めることには、どんどんチャレンジして欲しいと思います。
寮生活
学校の敷地内に鶴鳴寮という寮があり、希望者は原則、誰でも入寮することが出来ます。現在約400名(全学生の半分くらい)が生活しています。女子専用の寮もあります。
自宅を離れての生活は大変ですが、共同生活を送る事で社会性が身につく部分や、洗濯など身の回りの事を自分出来るようになるなどの面もあります。何より、共に学ぶ仲間が常に近くにいることは、学ぶ環境としては最高なのかもしれません。週末などは、届を出して自宅に帰省するなどもできます。
寮のスタッフ
鶴岡高専の寮には事務職員の他、寮監、寮母さんという専属スタッフがいます。寮の管理の他、相談事にも乗ってもらえる体制になっています。夜間は、教員2名と事務職員１名が宿直として待機しており、急に体調が悪くなった場合なども対応できる体制をとっています。
一方で、寮では寮生会という学生組織があり、寮内でのイベント(寮祭、寮生体育大会など)の企画や共用施設の清掃など管理業務の一部を行っています。
部屋の間取り
基本的に、
- 低学年の内は2人部屋もしくは3人部屋
- 高学年になると1人部屋
となります。複数人部屋の間取りは図のようになっています。
部屋割りは半年に一回変更することになっていて、基本的に学生同士で相談して決定します。
現在1寮から7寮まで建物が分かれており、各棟もしくは各フロアは基本的に同学年の学生が居住するようになっています。各フロアには高学年の指導寮生と呼ばれる責任者がおり、寮内清掃などの役割分担の管理から、困りごとへの対応などを行っています。
寮での生活
寮では朝食・昼食・夕食が提供されます。- 朝と夜に人員確認の点呼があります。朝点呼は良い目覚まし時計かもしれません。その後、２度寝すると大変。
- 消灯は通常24:00, テスト期間中は26:00になっています。
- 洗濯・乾燥機がフロアごとに設置されており、洗濯は自分で行います。
- 売店、飲料・食品自動販売機が設置されています。
- 全部屋冷暖房(集中管理)完備で、共用設備として、給湯器や製氷機なども設置されています。
- WiFiも利用可能ですが、みんながゲームをしたり動画視聴したりすると非常に重くなります。あくまで、勉強用規格です。
寮のさらなる情報は 学生寮の案内ページ
こちらでも寮の様子が見られます。