「MASP講演会」を開催しました

 11月21日(金)、本校1号館において「MASP講演会」を開催しました。本校は、令和6年2月より、東北地区および新潟県の大学・高専によって発足したプログラム「MASP【みちのくアカデミア発スタートアップ共創プラットフォーム】」に参画し、研究成果を活かした起業を目指す活動に取り組んでおり、本講演会はその活動の一環として開催されました。今回は、長岡技術科学大学の山口 隆司 教授 を講師としてお招きし、「学際的な研究とは何か。そこから始まる起業・事業化などについて」と題し、ご講演いただきました。

 はじめに、微生物の起源や人間と微生物の関係性などを近年の学術的見解を含めてご説明いただきました。

 続いて、ご自身の研究に基づいた浄水装置の開発、海外展開された事業等について紹介をいただきました。また、マーケティングの考え方や自然科学、人文科学、社会科学を掛け合わせた「総合知」の活用などを分かりやすくご説明いただき、ご自身の起業経験についても、お話しいただきました。さらに、長岡技術科学大学における地域と連携した起業推進および人材育成の取組み、国内外での活動内容をお話しいただきました。

 学際的研究、起業・事業化について、大変参考となる多くの情報をご提供いただきました。今後も、鶴岡高専発の起業化の実現に向けたイベントの開催を予定しておりますので、引き続き本校の教育・研究へご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

山口 隆司 教授