ようこそ鶴岡高専へ
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| 校 長 長谷川 章 |
ご挨拶
鶴岡工業高等専門学校は、昭和38年の創立以来、この庄内の地に根ざした国立高等専門学校として、実践的で創造性豊かな技術者の育成に取り組んでまいりました。我が国の産業基盤を支える中核的な人材を早期から育成するという高専制度の理念のもとに設立された本校は、社会や産業の変化に応じて教育を発展させながら、60年以上にわたり確かな歴史と伝統を築いてまいりました。
これまでに本科および専攻科を通じて、数多くの卒業生・修了生を社会へ送り出してきました。本校で培われた工学の基礎力と実践力を礎に、卒業生は、庄内地域はもとより、国内外の産業界をはじめとした各方面で活躍し、高い評価を頂いております。ものづくりやシステムづくりに強い実践的技術者の育成は、鶴岡高専の変わらぬ使命です。
本校では、「理魂工才・自学自習」という校訓のもと、自由な校風の下で、学生一人ひとりが主体的に学び、考え、挑戦する姿勢を重んじた教育を行っております。教えられることを待つのではなく、自ら課題を見つけ、学びを深めていく姿勢こそが、高度化・複雑化する社会において真に求められる力であると考えています。
近年、AIやデータサイエンス、デジタル技術の急速な進展により、社会や産業の姿は大きく変化しています。このような時代においては、個々の専門知識にとどまらず、情報を核として分野を横断し、複雑な課題を柔軟に解決できる高度人材の育成が不可欠です。こうした社会的要請を踏まえ、鶴岡高専では令和7年度に高度情報専門人材の育成を主眼とした改組を行いました。
本改組では、AI・DX時代に対応した教育体制の強化を図り、機械、電気・電子、情報、化学・生物コースに加え、デジタルデザインコースを新設いたしました。1年次には、工学の基礎や情報リテラシーを学び幅広い視点と協働力を育成します。2年次には、本人の思考や適性とマッチングを図りながら専門コースを選択し、専門ごとのクラス編成へと移行します。このように段階的かつ体系的に専門性と実践力を高める教育を通じて、分野横断的な視野と確かな専門力を兼ね備えた技術者の育成を目指しています。
また、本校では教室内での学びにとどまらず、自治体や企業と連携したインターンシップや課題解決型学習、アントレプレナーシップ教育など、実社会と結びついた実践的な学びを重視しています。さらに、海外留学や海外インターンシップといった国際的な学修の機会も積極的に提供しており、在学中に海外留学する学生の比率は、約2割に達し、本校の国際性の特徴の一つとなっております。本校は、自由闊達な環境の中で、学生が多様な価値観に触れ、広い視野と国際性を身につけられるよう支援しています。
鶴岡市を含む庄内地域は、豊かな自然環境と長い歴史文化に恵まれるとともに、農業、ものづくり、環境、バイオ、先端技術など多様な可能性を秘めた地域です。本校は、地域とともに学び、地域とともに成長する高専として、地域課題の解決と持続的な発展に貢献し、庄内から社会を支える人材を育成する役割を担ってまいります。
今後も、自由な校風の下で学生の可能性を最大限に引き出し、社会に貢献する有為な人材を育成するため、教職員一同力を尽くしてまいります。鶴岡工業高等専門学校への変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
校 訓
自ら学び自ら思考しながら、目先のことだけにとらわれず、その基本となる原理を深く考え、実践を通して工学のセンスを身につける
基本教育目標
- 豊かな人間性と広い視野を持ち、社会人としての倫理を身につける
- あらゆる学習を通じて思考力を鍛え、創造力に富んだ技術者になる
- 専門分野の基礎を良く理解し、実際の問題に応用できる能力を培う
- 意思伝達及び相互理解のため、十分なコミュニケーション力を養う


