「市民サロン2019 第2講」を開催しました
9月24日(火)に『体験から知る健康福祉-医療と工学からのアプローチ-』をテーマに、市民サロン2019の第2講を開催しました。
今回は、鶴岡市立荘内病院 皮膚科 主任医長 吉田 幸恵 氏をお招きし『今日から防げる皮膚の老化』と題し、皮膚の老化の原因となる紫外線や、タバコの喫煙についてご紹介いただきました。日焼け止めや日傘の効果的な使用方法、またライナス・ボーリング博士の七つの健康法を挙げ、生活習慣から老化を予防できることなど、すぐに実践できる予防法についてご講演いただきました。
続いて、本校 創造工学科 機械コースの小野寺 良二 准教授が、『QOL向上のために工学技術は何ができるか~生活支援技術・機器開発の取り組み~』と題して講演を行いました。超高齢社会や老老介護など、現代日本が抱える社会問題を取り上げ、工学的アプローチによる被介助者の生活の質向上についてお話ししました。中でも、車椅子と多脚杖の支援機器について力学的視点から説明し、より安全で快適な生活を送る為の改良実験の様子を、動画を交えながらご紹介しました。
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吉田 氏のご講演の様子 | 小野寺 准教授の講演の様子 |
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聴講の様子 |