第8回「知の拠点庄内」シンポジウムを開催しました

庄内地域には、地方としては全国的にも珍しく、4つの高等教育・研究機関が集積しており、これらの機関が知を集結し、「知の拠点庄内」を立ち上げ、毎年シンポジウムを開催しております。

8回目となる今回は、12月9日(日)に「歴史と自然に溢れる庄内~これからのまちづくりを語る~」をテーマに開催され、市民の皆さまをはじめ、各機関の学生と教職員、鶴岡市等地方公共団体関係者等約70人が出席しました。

本校の吉木地域連携センター長による開会挨拶の後、ヤマガタデザイン株式会社 代表取締役の山中大介様と坂茂建築設計の渡部玲士様から、「サイエンスパークから始まった街づくりの新潮流」と題して基調講演をいただき、山中様からは、自らの生い立ちやヤマガタデザイン株式会社設立の経緯並びに今後の展望、渡部様からは今年新たにオープンしたスイデンテラスやソライの基本設計コンセプトなど、お二人とも時にはユーモアも交えながら分かりやすくお話しいただきました。

次いで、東北公益文科大学の高谷時彦特任教授、山形大学農学部の藤科智海准教授、本校の山田充昭准教授から発表があり、引き続き行われたパネルディスカッションでは、会場からも多数の質問が寄せられ、庄内のこれからのまちづくりについて改めて考え直す機会となり、活発な意見交換が行われました。

基調講演を行う山中大介氏

基調講演を行う渡部玲士氏

熱心に聴講されている参加者

パネルディスカッションの様子