本校専攻科生産システム工学専攻電気電子・情報コース1年の成澤謙真君が国際会議で最優秀ポスター発表賞を受賞しました。
本校専攻科1年(生産システム工学専攻電気電子・情報コース)の成澤謙真君(指導教員:内山潔教授)が、2018年10月11から12日にかけて山形大学米沢キャンパスで開催された国際会議Smasys2018(The 6th International Conference on Smart Systems Engineering 2018、http://smasys.yz.yamagata-u.ac.jp/2018/)において、最優秀ポスター発表賞を受賞しました。本会議はスマート・システムに関する発表の場として毎年開催されているもので、その内容はデバイスや材料、機械システム工学など多岐にわたっています。本年は山形大学工学部(米沢キャンパス)で開催され、参加者249名、発表4か国57件(一般19件、ポスター38件)の規模で行われました。
Smasys2018の発表は全て英語で行われ、その後の英語による質疑応答による審査を経て、今回の受賞となりました。今回、最優秀ポスター発表賞を受賞したのは39件中3名で、他の2名は外国からの発表者であることを考えると、成澤君の研究能力と英語力が高く評価された結果と考えられます。
今回の成澤君の発表は、彼自身が本校本科で行った卒業研究の内容を英語発表にまとめたもので、燃料電池や酸化物半導体デバイスに不可欠な導電性酸化物薄膜に関するものです(発表題目:Fabrication and Characterization of Ru-O Based Conductive Oxide Thin Film)。現在、成澤君は本テーマを引き続き研究を行っており、あと約1年半の専攻科での研究によりさらなる成果の進展が期待されます。
最優秀ポスター発表賞の賞状 本校・髙橋幸司校長への報告風景