第47回産業技術フォーラムを開催しました

12月14日(木)に鶴岡駅前・マリカ東館3階「庄内産業振興センター研修室」において、第47回産業技術フォーラム(共催:鶴岡高専技術振興会)を開催しました。

今回は『デジタル社会における食・農エコシステム』と題し、三重大学大学院 生物資源学研究科 亀岡孝治(かめおか たかはる) 教授にご講演いただきました。

デジタル社会を創り上げるICTの劇的な進歩がもたらすイノベーションの可能性に触れ、気候変動の影響を受けやすい経験や勘のみに基づいた現在の農業から、経験や勘をデータと結合させ科学的根拠に基づいた農業への転換にICT技術が不可欠であること。また、農業ICT技術の導入事例のほか、IoTやAI、ビッグデータを活用した最新のデジタル農業の現状についてご紹介いただきました。

当日は、農業・食品業界、行政関係者をはじめ、一般市民など約40名の方々にご来場いただき、農業の未来像について考える良い機会となりました。

本校は平成30年度も各種セミナーの開催を通して、市民の皆さま、そして地域企業の皆さまに有益な情報を提供して参りますので、是非ご期待ください。

亀岡孝治 教授 約40名の聴衆で満席となった会場