慶應義塾大学総合政策学部、環境情報学部との単位互換に関する協定を締結しました

鶴岡工業高等専門学校は、平成28年1月21日(木)に、慶應義塾大学総合政策学部・環境情報学部との間で、単位互換制度に関する包括協定を締結しました。慶應義塾大学総合政策学部、環境情報学部としては他大学・高専との単位互換協定は初めてとなります。

協定の内容は、相互の交流と協力を振興し、教育研究の活性化および教育課程の充実を図りつつ、学生に多様な教育を提供することを目的としております。平成27年7月に、鶴岡市先端研究産業支援センター内に、高専のK-ARC(Kosen-Applied science Research Center)が開設され、慶應義塾大学鶴岡タウンキャンパスバイオラボ棟に隣接することになり、高専の学生(主に専攻科生)と大学の学生が地理的に大変近くなりました。今後、教育・研究で様々な交流が期待されます。

対象となる科目は慶應義塾大学設置科目が「基礎分析化学」「ゲノム分子生物学」、鶴岡高専設置科目が「経営工学」「総合技術論」となり、4月から半年間、同センターで毎週木曜日に授業を開講して修得した単位は、それぞれの単位として認定されます。今後さらに開講科目を増やしていく予定です。

高専生と大学生が一緒に講義を受けることは刺激にもなり、良い意味で競争意識が生まれ、互いに切磋琢磨することに繋がり、さらにタイプの違う教育研究機関が手を組むことで、かなりの相乗効果が生まれることが期待されます。

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握手を交わす加藤高専校長(右) 慶應義塾大学先端生命科学研究所富田所長(左)