創造工学科(機械コース)佐々木裕之准教授・増山知也准教授が、FA財団から平成27年度「論文賞」を受賞しました
FA(ファクトリーオートメーション)財団は世界首位の工作機械、多関節ロボットメーカであるファナック(株)が主体となって設立した財団です。論文賞は、「FA」および「産業用ロボット」、ならび「これに関する技術」に関する論文が対象です。精密工学会、日本機械学会、日本ロボット学会、計測自動制御学会、電気学会、他2団体から1編ずつ、最大7編が受賞となります。なお、佐々木准教授らは日本ロボット学会からの推薦を得ての受賞となりました。受賞論文名は「低バックラッシなクラウン減速機の開発と評価」であり、著者は佐々木准教授、増山准教授、福島大学の高橋隆行教授です。論文ではロボット用の小型精密減速機の原理を提案して、その試作と評価を行っています。また、今年の4月にこの論文を実用化するためのベンチャー企業、株式会社ミューラボ(福島大学内)を設立し、工業化へ積極的な行動が評価されました。
佐々木准教授の談話:みなさんのご支援のおかげで受賞することができました。自分の実力には過ぎた賞なので恐縮しております。今後は得られた知見を教育にも生かしたいと思います。
(※表彰式は,12月11日(金)東京・虎の門、霞山会館(霞が関コモンゲート西館 霞山ビル37階)にて執り行われました。)