「デジタルデザイン実践工学」において、特別講義を行いました
今年4月に新設されたデジタルデザインコースの「デジタルデザイン実践工学」において、後期二回の特別講義が行われました。
「これからのデジタル人材に必要なことを考える」
一つ目の講義のご講演は、地域DXを支える情報システムやサービスの開発などを地元で支援する株式会社トポス・代表の櫻田剛史様をお招きいたしました。
櫻田氏は、鶴岡でIT人材を育成を担うとともに、様々なアプリケーションソフトの受託開発を行う(株)トポス、研究における専門的な技術をロボットやAIの活用で再現可能にするエピストラ(株)、ウイルスベクターによる遺伝子治療創薬会社のJANE Therapeutics(株)という3つの会社を運営に携わっており、それぞれの事業を通して、IT人材のノウハウや育成、必要なスキル、心得や人生観など、様々な面からたっぷりとお話いただきました。
櫻田氏は幼少期に「やりたい!という思いだけではうまくいかない」ということを、身をもって経験したことから、【知識】がいかに大切であるかを学び、また「得意なこと=自分は簡単にできるけど人は難しいと感じること」を心がけることが重要であるということを、デジタルデザインコースの学生に向けてお話いただきました。
最後に「AIがあまりにも発達してしまうと人がいらなくなるのでは?」という質問には「様々な議論がされているが、その答えがどこに帰着するのかを『知る』という意味でも研究を進めている」とお答えいただきました。
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「磁気を中心にすえた先端電子システムの開発」
二つ目の講義は、国立高等専門学校機構元理事で、現在、国立大学法人豊橋技術科学大学理事・副学長の井上光輝教授をお招きし、ご講演いただきました。
井上先生は詫間電波高専(現香川高専)をご卒業後、豊橋技術科学大へ進学し磁気表面弾性波デバイスの研究を行い、修士修了後は大阪府立高専の教員として教職に就かれました。その後博士号を取る決意をし、豊橋技科大学から学位を授与されました。インドネシアでの研究生活をご経験されたり、大学に移ったりしながらも、自分のテーマを探して熟考したどりついたのが「光の研究」でした。
ご講演では、日本における高専の重要性とその歴史を振り返り、研究への情熱とともに、長年携わってこられた「磁気と光の研究」について紹介いただきました。
ご自身が高専出身者であり、高専教員の経験や高専と関係の深い豊橋技科大の理事でもある井上教授のお話は、聴講するDDコース学生にとって、より身近でリアルな興味深いものでした。
ご講演の最後は、「自分の人生を“楽しんで”歩んでほしい。社会の課題を見つめ、研究テーマを自分で選び、長く探究することが大事。」という言葉で締めくくっていただきました。
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