本科学生が鶴岡市デジタル人材育成支援事業報告会で報告を行いました
2月21日(金)、鶴岡市役所で開催されたデジタル人材育成支援事業報告会で、本科3年生および4年生が活動報告を行いました。
この事業は、地域課題を解決するデジタルを活用したしくみの開発を教材とし、学生の技術力向上を図るとともに、学生の地元定着やその技術に基づいて事業を創出する企業を地域が支援することを目的としたものです。
金内啓さん(電気・電子コース3年)、澤田羽衣さん(電気・電子コース3年)、佐藤心吾さん(情報コース3年)の3名(技術指導:遠藤健太郎技術専門職員)は「災害時の独居高齢者向け避難支援システムの開発」と題し、高齢者宅の液晶テレビを活用し、熱中症防止のアラートや災害時に行政からの発令情報の伝達が可能で、高齢者からの応答をWebサイト上で確認可能なシステム(開発した防災デバイス Ureinaやシステム用のサーバー等)について報告しました。
五十嵐愛斗さん(情報コース4年)、小山煌平さん(情報コース4年)、佐藤寿樹さん(情報コース4年)、庄司昊平さん(情報コース4年)、中川礼央さん(電気・電子コース3年)、渡部千晴さん(情報コース3年)の6名(技術指導:一条洋和技術専門職員)は「モバイル端末を活用した防災情報集約システムの開発」と題し、災害発生時の写真や位置情報および対応状況をスマートフォン等のモバイル端末によって収集し、防災担当者が参照しやすいよう整理して地図上に表示するシステムについて報告しました。
報告会は奥山真裕鶴岡市デジタル化戦略推進室長の進行で行われ、本校学生の他、鶴岡市役所、鶴岡商工会議所、庄内産業振興センター、野村総合研究所より、関係者約20名が出席しました。システムのデモンストレーションを含む報告の後、それぞれのグループに対して質疑応答や意見交換が行われました。今後のさらなる発展が期待されます。
※学年は開催時点のものです。
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奥山デジタル化戦略推進室長 | 避難支援システムの報告 |
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防災情報集約システムの報告 | 質疑応答 |