令和6年度 技術士第一次試験に本校学生が合格しました

令和6年度の技術士第一次試験に、本校から12名の学生が挑戦し、4名の学生が合格しました。

◇機械部門(2名)

 ・伊藤 和奏 さん(機械コース5年)

 ・佐藤  匠 さん(機械コース5年)

◇電気電子部門(1名)

 ・石垣 遥都 さん(電気・電子コース5年)

◇情報工学部門(1名)

 ・伊藤  駿 さん(情報コース5年)

 「技術士」は、「科学の専門知識と高度な応用能力、豊富な実務経験を有する者」と定義される、技術者にとっては最高峰の国家資格です。この技術士になるために必要な技術を取得する資格として「技術士補」があり、理工系高等教育機関のキャップストーンに位置づけられます。「技術士補」の試験は技術士第一次試験に相当しますが、この第一次試験は4年制大学の自然科学系学部の専門教育課程修了と同等レベルとされています。

 合格した4名のうち3名は、いずれも来年度は専攻科へ進学します。本科における「価値到達型学習」を経て専攻科では融合・複合教育を基軸とした「価値創造型学習」のフェーズに臨みます。

今回の合格者の皆さんには、さらなる先駆的創造教育の定着化と実質性豊かな今後の活躍が極めて高く期待されます。

合格した4名の学生から一言ずつコメントをいただきました。

◆先生方のご指導と友だちのおかげで、無事に合格することができました。これからも努力を続けていきたいと思います。
(伊藤和奏さん:三川中出身)

◆高専の5年間で学んだ知識や過去問の解説サイト等を活用し、無事成果を挙げることが出来ました。ただ、適性試験が過去問より難しくなっており、技術者倫理への理解不足を露呈する結果となってしまいました。二次試験に向けて深く広い知識をつけられるよう、就職後も精進したいと思います。
(佐藤匠さん:豊浦中出身)

◆今回の試験は初挑戦だったため不安もありましたが、これまで経験から自分に合う勉強方法を見つけ、無事に合格することができました。今後も失敗を恐れず、さまざまなことに挑戦し、経験を積んでいきたいと思います。
(石垣遥都さん:遊佐中出身)

◆化学など自分の未習得の分野もあり、試験勉強では苦労しましたが、その分合格した時はとても嬉しかったです!!技術士の名に恥じぬよう、これからも精進します!
(伊藤駿さん:萩野学園出身)

(左:伊藤和奏さん、右:佐藤さん)
(左:石垣さん、右:伊藤駿さん)