半導体に関する授業を実施しました

 令和6年2月1日に本校創造工学科電気・電子コース3年の「電子工学」の授業に,ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社(以下SCK)山形テクノロジーセンターの方を講師としてお招きし,実際の現場から見た半導体に関する授業を行っていただきました.

 はじめにSCKがソニーグループ全体の中で占める役割について,同社人事部山形人事課統括課長 葛西裕司 氏よりお話いただきました.SCKはソニーグループの中で半導体製造を担当しており,とりわけイメージセンサーが主力製品である等の説明がありました.

 その後,実際のデバイス製造にかかわるお話を同社山形テクノロジーセンタープロセス技術部門プロセス技術3部 統括部長 竹田雅晴 氏よりお話しいただきました.竹田氏は本校第20期の卒業生で,今回聴講した学生の先輩にあたります.内容はSCKの主力製品であるイメージセンサーに関するお話を最新のテクノロジーの説明を交えお話しいただきました.学生は実際に製品に使われている技術に大変興味を示したようで,熱心にお話を聞いていました.

 今回の企画は鶴岡市に橋渡しをしていただいたものですが,このような現場のお話をうかがう機会を設けることは卒業生の地元定着のためにも今後より重要性を増すと考えます.来年度以降,このような機会を増やせるよう検討していきたいと考えています.

 

講師 SCK 葛西 氏(写真中央)

 

講師 SCK 竹田 氏

 
質疑応答の様子