東北の学校および全国の高専で唯一、高校生ビジネスプラン・グランプリ「学校賞」を受賞

第10回高校生ビジネスプラン・グランプリにて本校が「学校賞」に選出され、2022年12月21日(水)に本校にて主催者である株式会社日本政策金融公庫による表彰式が行われました。

「学校賞」は、当グランプリへの応募校の中から起業教育の推進を熱心に取り組む20 校に送られるもので、今回は455校の中から東北で唯一、そして、高専としては全国で唯一、本校が選ばれました。

本校では2017年度より、本科3学年を対象とした総合工学IIIにおいて学生個人が持つビジネスアイディアをグループワークを通して具現化しビジネスプランとして発表する取り組みを行なっており、起業家精神の芽生えをサポートしてきました。本講義には、毎年、たくさんの学外の方から学生へのアドバイスや発表の審査に協力していただいています。これまで、協力していただいた皆様にこの場を借りて厚く御礼を申し上げます。

授賞式では、当グランプリに応募したチームを代表して、阿部麗花さん、佐藤希海さん、​佐藤二千翔さん、玉石愛理さんによる「ジーニアス」が酒粕を利用した紙石鹸とハンドクリームの事業化プラン、齋藤啓さん、和田乙希さん、小野寺涼さんによる「温泉」が現地への訪問を促す入浴券付き入浴剤の事業化プランについて説明しました。

総合工学IIIを担当する松橋将太准教授のコメント「きっかけは総合工学IIIにありますが、そこで生まれたビジネスプランをもとに学生たちが放課後や夏休み中に主体的に活動を続け、6チームが当グランプリに応募しました。学生たちの挑戦と努力を讃えたいです。」

森校長のコメント「学生たちが地域の企業や事業者の皆さんに協力してもらいながら学びを深めている姿は頼もしい。そして、全国多数の学校の中から、本校の取り組みが認められ「学校賞」に選ばれたことは大変誇らしいです。」

 本校では、今後も創造性に富み起業家精神のある技術者、適応力が高く国際社会で活躍できる技術者、人間力を備え自立して問題解決のできる技術者の養成を目指し、地域との繋がりを生かした教育を進めてまいります。

酒粕を利用した紙石鹸とハンドクリームの事業化プランを説明するチーム「ジーニアス」の2人
(左から​佐藤二千翔さん、佐藤希海さん)

現地への訪問を促す入浴券付き入浴剤の事業化プランを説明するチーム「温泉」の3人
(左から小野寺涼さん、齋藤啓さん、和田乙希さん)

日本政策金融公庫栗田酒田支店長から代表して賞状を受け取った佐藤希海さん
(写真撮影時のみマスクを外しました)

左から小野寺涼さん、佐藤二千翔さん、佐藤希海さん、齋藤啓さん、和田乙希さん
(写真撮影時のみマスクを外しました)

後列左から松橋准教授、伊藤卓朗准教授、森永教授、森校長、日本政策金融公庫栗田酒田支店長
前列左から小野寺涼さん、佐藤二千翔さん、佐藤希海さん、齋藤啓さん、和田乙希さん
(写真撮影時のみマスクを外しました)