【国際交流】バングラデシュ教員ら9名を受入(JICA国際協力事業)し、学生と意見交換会を実施

11月14日(月)~18日(金)の間、本校にてバングラデシュ教員ら9名を受入し、技術教育研修を実施しました。当該研修は、2019年より5か年計画で、本校教員が参画するJICA(国際協力機構)との国際協力事業の一環です。本校教員が、高専の教育手法を用いた技術教育改善、実習能力強化を支援しています。
 バングラデシュ教員らは、本校にて授業見学や実験の指導方法などを学ぶとともに、本校教員ら、また学生らとの意見交換も行いました。学生らとの意見交換会には本科5年生5名、専攻科生2名が参加し、学生による英語での自己紹介から始まりました。緊張した面持ちだった学生らでしたが、バングラデシュ教員からの「バングラデシユ知ってますか?」との問いに、「もちろんです!」と笑顔で答えると雰囲気が和みました。緊張がほぐれた学生からは、バングラデシュの就職率や進学率について質問があり、バングラデシュ教員からは専攻を選んだ理由から放課後の過ごし方まで幅広い質問が上がりました。互いの国の教育や学生生活について、有意義な情報交換の機会となりました。
 また、研修中に実施された各コースの研究室見学の際も、多くの学生が案内を担当し、バングラデシュ教員からの質問にも熱心に答えていました。バングラデシュ教員らは、学生のしっかりとした案内に感心した様子でした。
 短い時間でしたが、本校学生にとっても研究を通した国際交流の機会であり、他国の教育を知る貴重な体験となりました。

           活発な意見交換を行う学生とバングラデシュ教員

意見交換会後の記念撮影
(撮影時のみマスクを外しました)

両国の教育について議論を交わす本校教員とバングラデシュ教員

森校長(前列右から4番目)、本校教員、バングラデシュ教員
(撮影時のみマスクを外しました)