「市民サロン2022 第1講」を開催しました

 10月30日(日)に『アフターコロナ』をテーマに、市民サロン2022の第1講を、本校8号館において開催しました。

 はじめに、『「感染症に強いまちづくり」~これまでのコロナ対応から学ぶ~』と題し、山形県庄内保健所 所長 蘆野 吉和 氏より ご講演いただきました。

 2020年に端を発し、いまだ終息の兆しが見えない新型コロナウイルス感染症。大災害とも言えるこの感染症の広がりに、庄内地域では保健所のみならず、自治体、地域医療及び介護の関係組織が連携体制を敷いて対応してきたこと、今シーズンのインフルエンザとの同時流行に備えた体制の構築、等についてお話をいただきました。

 次いで本校 創造工学科 基盤教育グループの山田充昭 教授より、『「歴史上の疫病に学ぶ」~人々はどう克服してきたか~』と題し、講演しました。

 江戸時代後期に流行したコレラウイルスの症状、伝播したルート及び当時の対処法について、当時の史料を用いての紹介がありました。

当日は「高専祭」開催中ということもあり、多くの市民の方よりご参加いただきました。

 

蘆野 吉和 氏 山田 充昭 教授