AMデザインチームが全国高専デザインコンペティションで優秀賞を受賞しました
本校AMデザインチームの学生が、全国高等専門学校デザインコンペティション(高専デザコン)2021 プレデザコン部門AMデザインフィールドで「優秀賞(全国高専連合会会長賞)」を受賞しました。
デザコンはロボット・プログラミングに続く高専第3のコンテストとされ、日頃の学修成果とデザイン力を駆使してより良い生活空間の創出に資する作品を競い合うもので、2004年から高専連合会が主催しています。今回のプレデザコン部門は本科3年までの高専生が対象で、空間・創造・AMの3つのデザインフィールドから構成されています。今回のAMデザインフィールドは、「衝撃を吸収せよ!」をテーマに、3Dプリンタで製作した材料のみで構成された造形物がいかに落下衝撃を吸収できるかで争われました。
落下した鞠(まり)が弾むことに着想を得て本校の学生が設計した「まり鶴」が応募約20作品の中で見事「優秀賞」の栄冠に輝きました。
1月20日(木)に、機械コース3年の福定隼也(ふくさだ しゅんや)さん、情報コース3年の大場一世(おおば いっせい)さんと、いずれも化学・生物コース2年の細谷希(ほそや のぞむ)さん、保科来海(ほしな くるみ)さんら4名が指導教員の和田真人准教授とともに校長室を訪れ、エントリーした作品と賞状を携えて今回の受賞を報告しました。
懇談の席で学生から「最優秀賞を逃して和田先生に優勝楯を渡せなかった」と悔しさを滲ませる感想があった一方、和田准教授は「全員が力を合わせて試作とテストを積み重ねた努力が報われた結果だ」と学生達を労うなど温かな師弟愛を感じさせる一幕もありました。
森校長からは受賞への賞賛とともに、この栄光をぜひ後輩に引き継いで欲しいと期待と激励の言葉が贈られ、学生達は次年度に向けて更なる高みを目指すことを誓いました。
受賞したAMデザインチームの学生の皆さん、本当におめでとうございました。
受賞作品や動画を示して森校長(右)に報告する学生達
前列左から森校長・福定さん、後列左から和田准教授・大場さん・保科さん・細谷さん
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受賞作の「まり鶴」 |
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福定隼也さん | 大場一世さん |
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細谷 希さん | 保科来海さん |
指導に当たっている機械コース和田真人准教授