山形県最上総合支庁と連携協定を締結しました
去る3月9日(火)、新庄市において、山形県最上総合支庁(橋本仁支庁長)との間で、最上地域の企業の技術革新・人材確保、及び同地域出身者の地元定着促進を主な目的とする連携協定の締結式を開催しました。
県北の最上地域には県内4地域の中で唯一、大学や高専等の高等教育機関が所在していないことから企業は優秀な人材の確保等に課題を抱えており、一方本校では、同地域からの入学希望者が少ない現状があるため、企業や行政からの協力を得て増加させたい意向です。
平成29年度からこれまでの間に、最上総合支庁の仲介の下で、数回にわたって新庄市中核工業団地入居企業の関係者らと連携交流を重ねてきた経緯があり、今回はその実績が実を結んだ形となります。
締結式で髙橋幸司校長から、「毎年、寮生活でチームワークと忍耐力を培った20歳の若者が本校を巣立っていく。最上地域には高専の卒業生を評価し大切にする魅力的な企業がたくさんあることを是非積極的にPRしていただいて、双方がwin-winとなる関係づくりのきっかけにしていきたい」と挨拶がありました。
式の終了後、協定締結を記念して、髙橋校長から「私の研究と教育」と題して、そして同席した本校の上條利夫地域連携センター長から「鶴岡高専地域連携の取り組み」と題してそれぞれ講演が行われました。会場を訪れた行政機関や市の商工団体関係者ら約20人のほか、企業関係者など約30名がリモートで聴講しました。
なお、今回締結しました協定により、山形県最上総合支庁内に本校の「地域連携センター最上サテライト」が設置され、今後最上地域における本校の連携拠点となる予定です。
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髙橋校長(右)と橋本支庁長 | |
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講演する髙橋校長 | 講演する上條地域連携センター長 |