「K-ARCシンポジウム2020」を開催しました
11月19日(木)に鶴岡市の先端研究産業支援センターを会場に「K-ARC(ケーアーク)シンポジウム2020」を開催しました。
この事業は、高専間の研究拠点構築を目指して平成27年7月に同センター内に設置された「高専応用科学研究センター(KOSEN-Applied science Research Center)」から地域の皆さまへの情報発信を目的に年1回開催しているものです。6回目となる今回は「~KOSENコア・コンピタンスによる社会実装戦略~産学官におけるKOSENの役割」をテーマに、高専と大学または高専と地方自治体との産学官連携・地域連携の推進について、有識者からご講演をいただきました。
基調講演では、国立高等専門学校機構の井上光輝理事が、新材料開発や大型外部資金の獲得と
いった自身の研究実績の紹介がありました。
次いで、同機構の和気仁志総括リサーチ・アドミニストレーター(KRA)から、産学連携による社会実装の拡大に向けたKRAシステムのあり方、東北大学産学連携機構の遠藤憲子特任教授からは、産学官連携によるオープンイノベーションについてご講演いただきました。
引き続き、鶴岡市商工観光部の坂口礼奈商工企画主幹より、鶴岡市と本校との連携事例、奈良高専の山田裕久准教授と一関高専の原圭祐准教授、鶴岡高専の佐藤涼特命准教授より、他高専教員との連携や校務で多忙の中での外部資金獲得活動、高専プロジェクトである「GEAR5.0」の取組について紹介がありました。
当日は、企業・団体及び本校の学生を含む約50名が聴講に訪れました。
本校はこれからもK-ARCの研究拠点化を目指して、話題のトピックで皆さまに情報発信を継続して参りますので、今後ともK-ARCの事業にご期待ください。
なおこの模様は、11月21日(土)付けの地元紙荘内日報でも紹介されました。
講師の井上国立高専機構理事

講師の和気国立高専機構総括KRA
遠藤東北大学特任教授

坂口鶴岡市商工企画主幹
山田奈良高専准教授
原一関高専准教授
佐藤鶴岡高専特命准教授