テクノ・パラメディックが令和元年度輝けやまがた若者大賞を受賞しました

 本校サービス・デザイン部が主体となり行っている活動「テクノ・パラメディック」が、山形県の「輝けやまがた若者大賞」を受賞し、12月4日県庁において本年度授与式が行われました。

 本賞は、県内の地域活性化に取り組む若者の優れた功績・成果及び地道な活動を顕彰し、応援するとともに、若者が活躍できる風土づくりの推進を目的として贈られる賞で、本年度は4団体が受賞となりました。

 テクノ・パラメディックは、県内の離島「飛島」において、「日頃の学修を地域のために」をテーマに、現地での合宿形式により家電修理等を行う技術提供型のボランティア活動で、今年で10周年を迎えます。活動初期は教員主体で学生を指導していましたが、創設2年目以降は学生が自分たちで考え、企画・立案から酒田市との調整、島内での広報、修理依頼品の集約、活動終了報告までを行っています。近年では、家電修理のほか、島内観光用の自転車修理や管理、観光名所の立て看板やベンチの保全、島内の美化等、その活動は多岐にわたります。

 これらの活動は、潮風害や立地問題、超高齢化といった島独特の問題を、高専での日頃の学修を活かして解決することを目指しており、地域の活性化に大きく寄与するものです。また、学生自身が地域の問題点や解決方法を考え、酒田市等の関係機関とも連携しながら成果を挙げている点が高く評価され、今回受賞のはこびとなりました。

 代表者の齋藤夕綺さん(本科5年)は、「この度輝けやまがた若者大賞を受賞し、大変うれしく思います。今回の受賞は、今年度一緒に活動してきた皆さんはもちろん、これまでに活動されてきた諸先輩方の努力があってこそです。また、宍戸先生をはじめとする先生方、酒田市の皆さまにも大変お世話になりました。そして何より、現地飛島の皆さんのあたたかい励ましが、私たちの活動の源でした。この場を借りて、この活動に関わったすべての皆さまに御礼申し上げます。」と話していました。

 10周年を迎え、ますます進化するテクノ・パラメディックの活動に、皆さん引き続きご注目ください!

吉村美栄子山形県知事とともに

 

【応援募集のご案内】

「テクノ・パラメディック」では、活動にご賛同いただける方からの寄附を募集しています。   詳しくは、本校総務課企画・連携係(TEL 0235-25-9453)へご連絡ください。