第3回ホームカミングデーを開催しました
10月26日にホームカミングデーを開催しました。
ホームカミングデーは、本校のこれまでの歴史や今後の方向性などをOB・OGの方々にご理解いただく機会とし、本校の応援団になっていただきたいとの思いから企画したもので、第3回目の開催となる今回は第1期から第10期までの卒業生を対象に開催しました。
はじめに髙橋校長から「本校が歴史を重ねていけるのは卒業生のみなさのご支援ご協力があってこそ」と挨拶があり、続けて本校の現状及び今後の展望について講演を行いました。
次に情報コースの金准教授が「高専ネットワークとKOSEN版ウェザーステーション」と題して、ウェザーステーション開発に携わるきっかけのエピソードや、現在の取組と課題などについて講演を行いました。
最後に、第8期生の前水澤化学工業株式会社代表取締役社長の澤田宏様から、「CSR(企業の社会的責任)について」と題してご講演いただきました。工場長や社長在任中の様々な出来事を取り上げ、それらへの対応を行った当時の苦労話のほか、40年以上前の在学中のお話しなどユーモアを交えてお話しいただきました。いずれの講演においても、会場の参加者からは時に笑いが起こる和やかな講演となりました。
髙橋校長による講演
金准教授による講演
澤田宏様の講演
引続き、本校学生の案内によるキャンパスツアーを行いました。
機械工場では当時と替わらない機械類を見て懐かしみ、製図室では当時はなかった「3Dプリンタ」で作成された模型を見ていただきました。
テクノセンター試作試験室では現役高専生が使用している様々な機器類を見たり、どのような実験を行っているのかについて説明を受け、高専生の研究活動の一端を感じていただくことができました。学生寮においては指導寮生が案内し、寮生の生活空間や学習空間を見て回りました。
キャンパスツアーにおいては多くの質問が飛び交い、卒業生と学生による笑顔を交えた交流となりました。
OBの皆様は、様変わりした校舎や、高専生が活動している空間や設備に驚きつつ、当時と変わらない風景に学生時代を懐かしみ、思い出を語り合っておりました。
その後、会場を移し教職員を交えて懇親会が開催され、昔話に花を咲かせながら旧交を温め合いました。
■以下、キャンパスツアーの様子
キャンパスツアースタート
機械工場にて
製図室にて
移動中の歓談の様子