本校専攻科生産システム工学専攻機械・制御コース2年の小林亮太君が日本機械学会・独創研究学生賞を受賞しました。
本校専攻科2年(生産システム工学専攻機械・制御コース)の小林亮太君(指導教員:増山知也教授)が、2019年3月5日に秋田工業高等専門学校で開催された日本機械学会・卒業研究発表講演会において独創研究学生賞を受賞しました。日本機械学会は科学技術の基幹分野を支える学会として35000名を超える会員を有しています。卒業研究発表講演会は研究者としてのキャリアをスタートさせる登竜門として多くの学生が参加します。その中でも事前審査を経た31名が学生賞対象講演に臨み、3名が受賞に至りました。
小林君は本科5年次より非対称歯車に関する研究に取り組んでおり、この度の研究発表「面圧疲労強度シミュレーョンに基づく非対称歯車の設計」では、複雑な挙動を示す接触表面下での破壊現象をシミュレーションするプログラムを開発し、実用に適した歯車形状を提案しました。歯車の研究者は少なくなっているのが現状でして、専門外の先生方からの質問にも適切に回答する様子が好印象でした。小林君は4月から大学院に進むことが決まっており、更なる活躍が期待されます。
会場の秋田高専にて
独創研究学生賞 賞状