鶴岡高専技術振興会会長賞の表彰式が行われました

鶴岡高専技術振興会会長賞は、産学官連携を目的に鶴岡市、鶴岡高専等で構成された鶴岡高専技術振興会(会長 皆川治鶴岡市長)が、平成24年度から鶴岡高専における学術研究活動や地域連携(地域貢献)活動等において、特に顕著な業績をあげた学生、学生団体を表彰し、今後の学業推奨を図ることを目的に設置されたものです。

平成30年度は、鶴岡高専校長・鶴岡高専地域連携センター長の推薦に基づき、個人2名及び1団体に決定し、3月8日(金)鶴岡市役所庁議室において表彰状が会長の皆川市長から授与されました。

皆川市長からは、質問に対してしっかりと自身の研究内容や考えを伝えることができる本校学生のコミュニケーション能力の高さに感心したとのお話がありました。

<表彰者>

○齋藤 広大(専攻科 生産システム工学専攻2年)

昨年9月に開催された産業応用工学会の全国大会において『能力平均化編成による協同的なチームプレーの評価』と題して発表を行い、学生賞を受賞するほか、学術論文を筆頭著者として複数投稿するなど、卓越した実績を挙げた。

○富樫  光(専攻科 生産システム工学専攻2年)

次世代型太陽電池である『ペロブスカイト太陽電池』への応用を目的としたハライド系薄膜の作製と評価について研究を行い、第8回高専-TUT太陽電池合同シンポジウムで優秀ポスター賞を受賞するほか、4件の学会発表を行うなど顕著な業績を挙げた。

○BUND STORY発起チーム(代表 丹下 功貴  帯谷 柊平)

地元ブドウ農家より、剪定したブドウの枝を有効活用できないかとの相談を受け、ブドウ剪定枝を原料とした燻製チップを研究・開発し、商品化を実現した。また、高専生サミット、鶴岡市ビジネスプランコンテスト、社会実装教育フォーラムなどに参加し、数々の賞を受賞した。

齋藤広大さん

富樫 光さん

帯谷柊平さん 丹下功貴さん