本校初の快挙!教育研究技術支援センター 伊藤眞子副技術長が国立高専機構職員表彰で理事長賞(技術職員部門)を受賞しました。

 国立高等専門学校機構で行われた「平成30年度国立高専機構職員表彰」において、本校教育研究技術支援センター 伊藤眞子副技術長が理事長賞(技術職員部門)を受賞しました。

 この表彰は、国立高専に勤務する事務職員及び技術職員を対象とし、教育支援業務・研究支援業務・学生支援業務等において、特に高く評価できる職員を表彰するものです。

 技術職員部門には全国高専から17件の応募があり、伊藤副技術長は最も高く評価された技術職員に授与される「理事長賞(技術職員部門)」を受賞し、1月29日に学術総合センター(東京都千代田区)で実施された表彰式に出席しました。

 伊藤副技術長が表彰された題目は「地域・企業への貢献を意識した社会実装教育の実践」です。                  同氏はこれまで地元企業との受託研究や共同研究において、学生を研究に参加させることにより社会実装教育を実践し、指導を受けた学生は各種学会・研究発表会で「奨励賞」や「ゲスト審査員賞」等数々の賞を受賞したほか、その研究を利用しお茶やハム等の商品化に結びつけた取り組みが、地元紙をはじめとする各種メディア及び鶴岡市の広報誌等で取り上げられ、地域からも高い評価を受けました。

 さらに、学生の実験や研究を支援するという技術職員の立場から、普段から学生の様子を細やかに観察し、1人1人の性格を把握することで良好なコミュニケーションを構築。学生が試行錯誤しながらも、研究へ主体的に取り組める環境づくりを常に意識したことで、研究の質を飛躍的に向上させ、地域貢献とつなげました。

 このような学生の意欲を向上させる創意工夫を行いながら、地域に根ざした受託研究や共同研究を通して社会実装教育を実践し、大きな成果を挙げた点が高く評価され、今回受賞のはこびとなりました。

 同氏は今回の受賞に際し、「多くの方々のご協力があって社会実装教育を実践できたことに、深く感謝しております。学生にとっては何より教員の存在が大きいかと思いますが、職員も、確実で細やかな配慮が行き届く仕事ができるよう、日々努力しています。学生の皆さんには、失敗を恐れずぜひ色々なことに挑戦してほしいと思います。今後も感謝の気持ちを忘れずに精進していきたいです。」と話していました。

 伊藤副技術長の、今後ますますの活躍が期待されます。

語句説明:                                        今回の社会実装教育とは、国立高専が推進している「学生が自ら社会のニーズを考え、社会の人々とコミュニケーションを図りながら、自分がこれまで身につけてきた知識を駆使し社会が抱える問題の解決に取り組む」教育。

 

谷口国立高専機構理事長より表彰状の授与

 

 

 

 

受賞者によるスピーチ

 

 

 

 

受賞者、機構本部幹部、校長での記念撮影

(前列左から3番目)