K-ARCシンポジウム2017(併催:農業情報学会)を開催しました

鶴岡高専は、高専機構研究推進モデル校として、平成27年に全国高専、ブロック高専の研究拠点構築のためにK-ARC(Kosen-Applied science Research Center)を設置し、高専全体の研究力向上に努めておりますが、この度、農業情報学会2017年度秋季大会と併催で平成29年11月18日(土)~19日(日)に「K-ARCシンポジウム」を鶴岡メタボロームキャンパスで開催しました。

シンポジウムには、本校関係者、鶴岡市、農業情報学会関係者、国内研究者等約150人が参加しました。

18日は、ユネスコ食文化創造都市に認定された鶴岡市の取り組み紹介や、在来作物をめぐるドキュメンタリー映画「よみがえりのレシピ」の上映、研究者による講演や本校の学生も協力したぶどう剪定枝を利用したスモークウッドによる地域ブランドハムの商品化等の事例報告が行われました。

併せて、K-ARCの取り組みや本校研究者の研究紹介等のポスター展示も行われました。

2日目の19日は、鶴岡市大山地区の酒蔵・出羽ノ雪や、温海かぶの加工現場の視察などを行い、参加者からは大変好評を頂きました。

今後もK-ARCにおける各種イベントを通じて、積極的な情報発信に努めてまいります。

シンポジウム会場の様子 渡部監督による映画「よみがえりのレシピ」の解説
本校学生も開発に協力したハム・ベーコンの試食 ぶどう園さくま 粕渕朋美氏による事例報告