第45回産業技術フォーラムを開催しました

12月20日(火)に酒田勤労者福祉センターにおいて、第45回産業技術フォーラム(共催:鶴岡高専技術振興会)を開催しました。

今回は、『JST復興促進活動で学んだ産学連携の在りよう』と題し、宮城大学 地域連携センター 教授の鈴木康夫氏にご講演いただきました。

講演では、東日本大震災後、水産加工サプライチェーン復興に向けたシステム構築をテーマに、補助金に応募した課題の実例や、その課題の採択を通してわかった、大学等の研究機関と実際にシステムを利用する企業との連携の在り方をご自身の反省を含めてお話しいただきました。

また、宮城大学の学生が、『第11回キャンパスベンチャーグランプリ東北』で見事最優秀賞を受賞した白菜の根の活用に関する研究についてもご説明いただき、実際に企業と連携して製品(お茶)を開発するまでの様子や新宿高島屋で開催された「大学は美味しい!フェア」に出展し、全国の企業から注目されている様子をご紹介いただきました。

講演後には、研究者が多くの企業と連携するにはどうしたらよいか?など多くの質問が寄せられ、活発な質疑応答が行われました。

産業技術フォーラムの様子 講演する鈴木氏