海岸漂着ごみをゼロに、「川ごみサイエンスカフェ」で調査成果を報告しました
美しいやまがたの海プラットフォーム主催による「川ごみサイエンスカフェ」に、本校物質工学科 佐藤 司 准教授と 小谷 卓 名誉教授による研究成果の報告会が2月21日(米沢市 伝国の杜置賜文化ホール)、22日(天童市 イオンモール天童)、28日(新庄市 市民プラザホール)にそれぞれの会場で行われました。この研究は、県とNPO法人パートナーシップオフィスによる「海岸漂着物問題普及啓発、環境教育等実施業務委託事業」の委託を受けて調査したもので、平成25年度は赤川、26年度は最上川の河川敷ごみを河口から源流まで遡って地点ごとの種類、数量、重量などを調査したものです。この調査の結果、山形県の海岸漂着ごみの多くは国内からの河川を経由してきたものであり、その殆どは家庭からの生活ごみであることを明らかにしました。それぞれの地域の方々と意見交換し、川にごみが流入しないよう家庭ごみ管理の重要性を改めて参加者全員で認識しました。今回の成果を土台として川ごみ調査活動を今後も継続する必要性も指摘されました。
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